石川雅規、プロ野球新記録の24年連続勝利を達成

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◇セ・リーグ ヤクルト5―3阪神(2025年4月9日 甲子園)現役最年長のヤクルト・石川雅規投手(45)が9日、阪神との対戦で今季初登板初先発を果たし、5回3失点で通算187勝目を挙げ今季初勝利を手にしました

これにより、石川は工藤公康(西武など)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)と並んだプロ野球記録を抜き、24年連続勝利の新記録を達成しました

身長167センチの「小さな大投手」が偉大な記録を手にした瞬間です

試合後に彼が「勝たせてもらった」と語ったように、その思いは非常に強く、勝利のボールを金色の後ろポケットにしまい込みました

この24年連続勝利は、長いプロ野球の歴史において未だかつて誰も達成したことがありません

「信じられない」という言葉が、彼の喜びを物語っています

試合は非常に苦しい展開でした

2回には2安打と四球で満塁になり、自身のエラーも影響して3点を取られるという劣勢でした

しかし、石川は3回以降気持ちを切り替え、精密なコントロールで球種を駆使し、5回まで3失点(自責点1)に抑えました

最後は、チームも粘りを見せ、6回裏に一挙5点を挙げ逆転勝利を収めました

石川にとって甲子園は特別な場所であり、秋田商時代の夏の甲子園出場経験も彼の心の支えとなっています

かつて西浜田と戦った思い出は、彼のプロ野球選手としての叡智を育む契機にもなりました

「やめていった選手の分まで、自分は一年でも長く頑張る」と、石川は力強く未来を見つめました

今年は球団マスコット「つば九郎」の担当者が急逝し、その思いも新たに背負っている石川は、「ぬいぐるみの前で勝った」と振り返り、その存在の重さを感じています

今回の成功は彼にとっての通過点でしかなく、通算200勝へ向けて残り13勝も明言

これからもファンの期待に応え続ける覚悟を示していました

石川雅規(いしかわ・まさのり)
1980年(昭55)1月22日生まれ、秋田県出身の45歳

秋田商では夏の甲子園に出場し、青学大からシドニー五輪に出場

01年からヤクルトに籍を置き、02年には新人王を獲得しました

身長は167cmで、左投げ左打ちです

◇石川の業績について
記録 詳細
通算勝利数 187勝
連続勝利年数 24年
最年長先発勝利 45歳以上の部門で第3位
今回の石川投手の記録達成は、彼の長年の努力と熱意の賜物といえます。また、記録の重みだけでなく、それに対する謙虚さや仲間への感謝も感じられる素晴らしいエピソードが多かったようです。これからの彼の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説

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