戸郷翔征、広島戦で自己ワースト10失点に沈む – 巨人が大敗を喫する

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◇セ・リーグ 巨人3―12広島(2025年4月11日 マツダ) 東京読売巨人軍の戸郷翔征投手(25)が、11日の広島戦に出場し、自己ワースト記録である10失点を喫する結果となりました

試合は開幕から調子が上がらず、3度の登板を経て0勝2敗、そして防御率は11・12と悪化

大敗の影響で巨人は首位から転落しました

この試合で戸郷は、4回途中で降板することになりました

試合のスコアボードには、4回表で早くも広島が「10」と表示され、戸郷は自己ワースト記録を大きく更新する結果となりました

これまでの最悪の成績は6失点だったため、彼にとって非常に痛手となった試合でした

戸郷は試合後、自身の投球について「2ストライクを取った後も変化球が見られたり、良い思考に至らなかったことが多かった」と振り返りました

昨シーズンは最多奪三振のタイトルを獲得した実力を持つ投手であるだけに、そのパフォーマンスは期待を裏切るものでした

4回に7失点を記録し、そのうちの2四球と6安打が絡みました

この4回に投げた球数は40球以上に達し、打たれても交代させなかった阿部慎之助監督(46)は「開幕を任せている投手だから、しっかり責任を果たしてほしかった」と述べましたが、106球に達した時点でようやく交代を決断しました

戸郷はこれで3戦連続で勝ち星なしという結果になり、指揮官は試合後に戸郷を2軍に降格することを通達しました

「ここで何とか乗り越えてほしい」と監督は期待を寄せています

再調整による出場選手登録の抹消は2021年以来です

戸郷は「体は元気で、試合勘がどうかしている

過去の自分ができたことができなくなっていることが良くない」と自己分析し、意気込みを見せています

エースの復活なくして巨人のリーグ連覇と13年ぶりの日本一はないということを、彼自身も強く感じているでしょう

なお、戸郷選手の被安打10は自身3度目のワーストタイで、10失点は過去の6失点を抜く結果です

開幕投手を務めた年に2桁失点を記録した投手は少なく、72年の堀内恒夫選手や19年の菅野智之選手の名前が挙がります

球団歴史においても、1リーグ時代の49年の記録にも匹敵する屈辱の結果となりました

戸郷選手の今回の大敗は、チーム全体の士気にも影響が出る可能性があります。エースとしての責任を果たせず、ファンやチームメイトに不安を与えたことは否めません。しかし、戸郷選手自身は再起を目指し、早くも前を向いている様子が見受けられます。彼がどのように自身を立て直し、復活するかに注目が集まります。
ネットの反応

巨人の戸郷選手が、広島戦で自己ワーストの10失点を記録し、4年ぶりの2軍再調整を受けることになりました

このニュースに対するネットのコメントは多岐にわたり、ファンやアナリストが戸郷選手のパフォーマンスについて語っています

一部のコメントでは、戸郷選手はこれまでエースとしてチームに貢献してきた選手であり、一時的な不調は誰にでも起こり得るものであるとの理解が示されています

戸郷選手を応援する声や、再調整を通じての成長を期待する意見が多く見られました

また、戸郷選手が持つ強さや能力に期待を寄せるコメントも多かったです

さらに、阿部監督の冷静な指導姿勢や選手育成の姿勢も評価されており、今回の失点を学びの機会として捉えているとの意見もありました

しかし一方で、チーム全体の調子や、他の選手のパフォーマンスに対しても指摘がありました

特に戸郷選手にかかるプレッシャーや、故障の可能性が指摘されるコメントもあり、エースとしての役割の重さが議論されています

全体的には、戸郷選手の再調整を応援する温かい声が多い一方で、チーム全体のパフォーマンスへの懸念も浮き彫りになっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 今はしんどいかもしれないけど、ちゃんと見つめ直して、またマウンドに戻ってきてほしい。
  • 戸郷だって人間だし疲れもあると思うし二軍でリフレッシュしてまた戻って貢献してくれる事を俺は信じてる。
  • 選手時代に捕手として、主将として、たくさんの投手を見てきた阿部監督だからこそ、学ぶ機会を与えたと思います。
  • 今日の試合は戸郷選手の成長にとって重要な機会です。
  • クセとかボールのキレを取り戻して復活してほしい。
キーワード解説

  • 自己ワーストとは?自己ワーストとは、自分自身の過去の成績の中で最も悪い記録を指します。
  • 防御率とは?防御率は、投手が与えた失点の数を表したもので、1試合当たりの失点を示す重要な指標です。
  • 降格とは?降格とは、選手が一時的に一軍から二軍に移されることを指し、パフォーマンスの見直しを目的としています。

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