井上温大が好投、巨人がDeNAに完封勝利で連敗脱出

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暖かな春の訪れ、井上温大が見せた完璧なピッチングで巨人が連敗脱出

2025年4月16日、東京ドームで行われたプロ野球の巨人対DeNA戦で、巨人が1-0で完封勝利を収め、連敗を3で止めた

今季3度目の先発を務めた左腕投手、井上温大が光るピッチングを見せ、チームを勝利に導いた

試合の初回、井上はDeNAの強打者である梶原昂希に二塁打を打たれ、無死二塁というピンチを迎える

しかし、続く牧秀悟を148キロの直球で右飛に打ち取ると、その後の打者佐野恵太、宮崎敏郎、度会隆輝もきっちりと抑えて、初回のピンチを切り抜けた

2回以降はさらに安定した投球を披露

井上は140キロ後半の直球に加え、落差のあるフォーク、スライダー、そしてツーシームを駆使してDeNA打線を封じ込めた

井上のピッチングスタイル

井上のピッチングには、特に多彩な変化球が光る

フォークは、ボールが急激に落ちることで打者を惑わせる

そのため、強打者であった山本祐大も内角に147キロの直球を浴びせられ、打ち取られる結果となった

このように、多様な球種を持つことは投手にとって非常に重要で、打者に対する心理戦においても大いに効果を発揮する

打線も3回に甲斐拓也の右前適時打で先制点を挙げ、試合は1-0のまま進行

井上は6回、7回にもそれぞれ二死一、二塁のピンチを迎えるが、冷静に抑え込み、ついに7回89球を投げ、6安打7奪三振無失点で今季初勝利を手にした

これにより、井上はプロ通算10勝目を達成した

連敗を止め、若手投手陣に期待

試合前には、打率・129と苦しむベテラン坂本勇人と、負傷したトレイ・キャベッジの登録抹消が発表された

投手陣の柱、戸郷翔征も登録抹消となり、チームは厳しい状況に置かれている

しかし、井上の活躍が若い投手陣の士気を高め、今後の見通しを明るくしている

お立ち台に登った井上は「何とか連敗を止めたいという気持ちで精一杯投げました」と述べると共に、ファンから寄せられた「ナイスピッチング!」「成長している」「求めていたピース」といった賞賛についても喜びを表した

井上は今季の開幕から、いずれの登板もクォリティスタートを維持しており、その安定感が際立っている

これからのシーズンでの井上の活躍に、ファンだけでなく、チーム全体から期待が寄せられている

今回の試合で井上選手が見せたピッチングは、若手投手陣にとっても大きな励みになったでしょう。これからのシーズンも、彼の成長とチームの勝利に期待が高まります。
ネットの反応

井上選手のピッチングに対するコメントは、多くが称賛の内容でした

昨年から粘り強い投球ができていることが成長の証とされ、特に無駄のない綺麗な投球フォームが肩や肘への負担を軽減している点が評価されています

また、ストレートや変化球のキレ、さらにはコントロールの全てが揃っているとの指摘もあり、今後の成績への期待が高まっています

特にファンの中には、応援する気持ちを込めて「今年は背番号21を貰える位の活躍を期待します」という声も見受けられました

さらに、投手として重要視される肘や肩に怪我歴が無いことも魅力的との意見が多いです

打線が早急な援護をしないと、投手が勝つために多くの点数を取る必要があるとの懸念もあったため、チーム全体の連携が必要とされています

戸郷選手の不在が続く中で、井上選手と伊織選手がチームを引っ張ってほしいとの期待が寄せられています

ファンは彼の投球を生で観戦し、ストレートのキレや腕の振りにも注目しており、現役時代の杉内コーチに似たタイプと感じる意見もありました

井上選手の成績が良ければ、打線にとっても有利な状況になると考えるファンが多く、彼の成長を強く期待していることが伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 昨年から粘りの投球ができているのが成長した証ですね。
  • ストレートの伸び、変化球のキレ、コントロール、全て揃っていると思います。
  • 目標として初完投&完封、そして2桁勝利を手に入れてもらいたい。
  • 安心して見ていられるのは、井上&山崎のみ。
  • 昨日の投球は素晴らしかったが、打線もっと点をとってあげて。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?試合で相手チームに一切点を与えずに勝つことを指します。
  • クォリティスタートとは?投手が6回以上投げ、自責点が3点以下であることを指し、安定した投球を評価する指標です。

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