この先発出場は、1961年9月23日の国鉄戦以来64年ぶりのことです
甲斐は試合の3回に先制となる適時打を放ち、チームの勝利(1-0)に貢献しました
阿部監督の「テコ入れ」が奏功
最近、打撃不振に悩んでいたジャイアンツですが、エース捕手の甲斐を2番に配置する新たな打順が功を奏しましたキャベッジの負傷で打順を大幅に変更せざるを得なかった阿部監督は、主砲の岡本を三塁に回し、一塁には長らくベンチにいた大城を起用しました
その新オーダーの中に、好調の甲斐を配置したことが結果を生みました
甲斐の先制打が試合を決定づける
試合が無得点のまま進む中、3回裏、甲斐は先頭の若林選手が四球で出塁した後、井上選手の犠打と泉口選手の安打で一死一、三塁のチャンスを迎えましたそして、甲斐は相手先発ジャクソンの球を見事に捉え、左前へ打球をはじき返しました
この適時打は決勝点となり、甲斐の打撃センスが光りました
甲斐の心境と阿部監督の期待
試合後、甲斐は「普段通りやろうと思った」と振り返りつつ、「より良い結果を出せるように頑張った」と語りましたまた、阿部監督は「甲斐の思い切りが良く、他の打者にも良い影響を与えられると思う」と称賛の言葉を送りました
甲斐拓也選手の活躍は、長い間結果が出なかったジャイアンツにとって明るいニュースです。新たな打順に無理なく対応し、適時打を放つことで、チームの雰囲気を変えることに成功しました。監督やメンバーの信頼を得る姿勢が、今後のさらなる活躍につながるでしょう。
キーワード解説
- 捕手とは?捕手は、野球において投手とバッターの間に位置し、投球を受けたり、サインを出す役割を担います。
- 適時打とは?適時打とは、得点圏に走者がいる状況でヒットを打つことを指し、チームに得点をもたらす重要な打撃のことです。

