巨人、阿部監督の新戦略が成功し連敗脱出 | 2番捕手・甲斐が活躍
2025年4月15日、東京ドームで行われたプロ野球の試合において、読売ジャイアンツ（巨人）は横浜DeNAベイスターズを1－0で下し、連敗を3でストップしたこの試合は、阿部慎之助監督（46）が64年ぶりに「2番・捕手」として甲斐拓也（32）を起用するという新たな戦略を採用したことが大きな話題となった
甲斐は3回に決勝打を打ち、勝利に貢献した
新たな打順の採用
阿部監督は、トレイ・キャベッジ（27）が怪我で、坂本勇人（36）が不振に陥るという危機的な状況の中で、攻撃力を強化するために新たな打順を編成した巨人では1961年以来の試みとなる「2番・捕手」を選択した背景には、甲斐の打率.352と出塁率.300という数値があった
試合の流れ
試合の鍵となったのは甲斐の3回のタイムリーヒットだった先頭打者の若林が四球を選び、続く井上がバントを決めて出塁
続いて泉口がレフト前ヒットを放ち、一死一、三塁のチャンスを作った甲斐は、外角のストレートをうまく打ち返し、タイムリーヒットを記録した
この打点が試合の決定打となった
阿部監督の意図と今後の展望
試合後、阿部監督は自身の打順変更の意図について、「出塁率の高い選手を1、2番に並べてクリーンナップにつなげたかった」と明かしたセイバーメトリクス理論に基づく戦略が功を奏し、チームの士気も高まる中で、今後の試合においてもこのアプローチが続けられることが期待される
今回の巨人の試合は、阿部監督の独創的な戦略によるものが大きかったと言えます。「2番・捕手」という新しい試みは多くの人を驚かせましたが、結果として勝利につながったことは非常に評価されるべきです。特に甲斐選手の活躍は、チームにとって大きなプラスとなりました。これからの試合でも、このような革新性を持った戦略が見られることに期待したいです。
ネットの反応
巨人の阿部監督が64年ぶりに行った「2番・捕手・甲斐拓也」という異色の打順に対して、ファンたちは様々な意見を寄せています
コメントの中では、甲斐選手が打撃覚醒の年になる可能性や、一時期の他の選手との比較がなされながら、その決断の背景にある期待感が表現されています
特に甲斐選手は、打撃力があり、バントも得意であるため、現在のチーム状況には適しているという意見が多く見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
吉原とかやってたと思っていました。
調べたら分かるけど、キャッチャーの選手って打撃覚醒する年があるよね。
なぜ打線を組み替えたのか？打てないからじゃないの？
まぁ2番甲斐はシンプルに打てるしバントも上手いから今のチームの現状だと全然ありじゃないかな。
アベ監督が掲げる野球からしたら、二番は今のメンバーでいえばヘルナンデスか甲斐なんだろうなと思った。
キーワード解説
- セイバーメトリクスとは？ セイバーメトリクスは、野球のプレーをデータ分析に基づいて評価する手法のことです。これにより、選手のパフォーマンスを数値で測ることができ、戦略を立てる際に役立ちます。
- 出塁率とは？ 出塁率は、選手が打席に立った際に出塁（塁に出ること）する割合を示す指標で、選手の攻撃力を示す重要なデータです。
- 打率とは？ 打率は、選手がバッターボックスに立った時に、安打を打つ割合のことを指します。高い打率はその選手が良い打撃をしていることを意味します。
