田中は今季初登板・初先発となった中日戦(バンテリン)で5回1失点の好投を見せ、新たな環境で移籍後初勝利をつかみ、日米通算199勝に迫っていました
この日の試合では、初回からDeNA打線の猛攻に遭遇
先頭バッターの梶原選手に右中間への二塁打を浴び、無死二塁のピンチを招きました
続けて三森選手に内野安打を許すと、4番の牧選手から先制適時打を許し、さらに佐野選手の犠飛によって初回から2点を失いました
田中はその後、2回の表で状況を挽回しようと試みましたが、相手打線の勢いを止められず
先頭の筒香選手を三振に抑えたものの、続く林選手に中前打、9番の東選手に犠打を決められ、二死二塁のピンチを再び迎えました
その後、梶原選手に四球を与え、1番から3番までの打者に連続打を浴びて4点を献上する結果となりました
田中は2回で52球を投じ、すでに疲労感が漂っていました
ベンチに戻ると、阿部監督から軽く肩を叩かれねぎらわれるも、田中自身はぼう然とした表情でベンチに座っていました
その後、裏の攻撃を見守った後、静かにベンチ裏へと下がりました
今回の田中投手の結果は過去の実績を考えるとショックな失敗と言えます。彼は新しいチームでの初勝利を果たし、その勢いを持って200勝への道を歩みたかったはずです。しかし、DeNA打線の攻撃に屈してしまったことで再度、その目標が持ち越しとなりました。今後の試合でどのような形で挽回するのか、注目が集まります。
ネットの反応
田中将大投手が、試合で2回6失点という結果で降板したことに対し、ファンや観客から寄せられたコメントは様々な意見を表しています
多くのコメントでは、田中選手の200勝達成に対する期待が見える一方で、実際の投球内容が不安視されています
「もう巨人は優勝を捨てても、田中選手に200勝を達成させる義務がある」という意見や、「勝ち越しているからまだ良い」というコメントもあり、選手への思いやりが感じられます
しかし、反対に「これが限界ですな」や「身を引いた方が良い」などの厳しい意見もあり、ファンの間での期待と現実のギャップが浮き彫りになっています
中でも、「中日戦だけ投げさせて記録を達成してほしい」という具体的な提案があり、田中選手が他の試合での成績でチームに貢献できないのではないかという懸念が示されています
また、彼のピッチングに影響を与えるかもしれないチーム編成や戦略についての指摘もあり、田中選手一人だけの問題ではないことが強調されています
「ベンチでのぼう然」という表現は、彼自身だけでなく、チーム全体の雰囲気やファンの気持ちをも代弁しているようです
自分たちの応援しているチームが勝てない理由やその影響について深く考えているファンの姿が伺え、今後の結果を見守る意見が多数寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
もう巨人は優勝捨てても、田中に200勝させる義務がある
勝ち越してるからまだいいが、星覇会が調子に乗っちゃって困る。
年俸1億6000万円で契約した巨人は高い買い物だった
これが早々に先発ローテ確約された人のピッチングか!
他の選手は『唖然』としてしらけてしまいチームを弱くさせてしまう事が懸念される
キーワード解説
- 田中将大とは?プロ野球選手で、特にメジャーリーグでも活躍した実績を持つ右腕投手です。
- 通算200勝とは?日本のプロ野球及びメジャーリーグを通じて、投手が勝利した試合の累計が200を超えることを指し、非常に名誉な記録です。
- 無死二塁とは?野球における状況の一つで、アウトが一つもない状態でランナーが二塁にいることを意味します。
- 犠飛とは?バッターが外野に打ったボールが犠牲のためにランナーを進めることができ、アウトになることを指します。
- 三振とは?バッターが三度球を振り損ねてアウトになることを指し、ピッチャーの好投を示す一つの指標です。

