西武・上田大河投手がプロ初勝利を逃すも成長の兆し

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◆パ・リーグ オリックス2―3西武(17日・京セラドーム大阪)西武ライオンズの先発投手、上田大河選手は、オリックス相手に5回2/3を投げるも、8安打1四球2失点で降板し、今季の2試合目にして待望のプロ初勝利は叶わなかった

試合は接戦の末、西武が3対2で勝利を収めたが、上田投手はその中で重要な教訓を得ることとなった

試合は6回1死での出来事が象徴的だった

上田投手は2連打を許し、1死一、二塁となった場面で、一塁走者の紅林選手をけん制でアウトにする

しかし、その直後に中川選手に同点の中前二塁適時打を浴びてしまい、次打者には四球を与えた後に交代となった

「あのけん制アウトでほっとしてしまった

ああいう時こそ、より丁寧に、冷静に投げ込まなければならないと学びました」と、彼は試合後に振り返った

これは投手にとって重要なプレッシャー管理の部分であり、精神的な厳しさを強調するものでもある

また、試合の初回にはドラフト4位のルーキー、山中選手に対してカウント3-1から138キロのカットボールを強振され、その球は右中間へプロ初本塁打として飛び込んで行った

上田投手は「2週間ぶりの1軍マウンドで、球場も違うため雰囲気が全く異なりました

気合が入りすぎた部分もあったかもしれません

次はもっと落ち着いて臨みたい」と反省の言葉を述べた

上田大河選手はプロ初勝利を逃しましたが、彼の経験から得た教訓は今後の成長に繋がるものです。特にプレッシャーの中での冷静さの重要性を理解したことは、今後の投球にプラスになるでしょう。また、打たれた本塁打も、逆境を乗り越えるための一つのステップとして捉えることが大切です。
キーワード解説

  • 上田大河とは?:西武ライオンズの若手投手で、プロ入りからの注目選手。彼の成長はチームにとっても重要な要素となる。
  • けん制とは?:ランナーが進塁しないように、投手が一塁や二塁に投げること。これにより野手がランナーをアウトにできる可能性が高まる。
  • カットボールとは?:投手が投げる球種の一種で、直球に似た軌道を持ちながらも横に微かに曲がる球。打者にとっては捉えにくい。

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