阪神の若手前川、広島戦で存在感を発揮

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<阪神2-5広島>◇18日◇甲子園 阪神前川右京外野手(21)がいきなり存在感を見せた

0-0の初回2死満塁

「絶対に打ってやる」と入った打席で、2ストライクからの3球目だった

「ランナーを返さないといけなかったので

コンタクトしようという気持ちでいきました」と迫力あるコメントを残した前川選手は、広島先発の森下が投じた145キロのスライダーを逆方向に打ち返し、三遊間を抜ける打球とした

この打撃は、2死から始まった主軸のつなぎによるチャンスをものにするものであった

前川選手は、森下、佐藤輝、大山というクリーンナップの後に6番打者として出場しており、「クリーンナップの方がつないでくれたので

点を取れて良かったです」と感謝の言葉を述べた

このヒットにより、前川選手は8日ヤクルト戦(甲子園)から自己最長タイとなる7試合連続安打を記録

今季出場した15試合中、11試合で安打を記録している

一方で、同選手の課題も浮き彫りになっており、「打っても1本止まりなので

2本目をどうするか、考えたいなと思います」と自己評価を厳しく見つめ直している

前川選手は現在チームで2位となる打率2割8分をマークしているが、さらなる高みを目指し、「2本目」を求める姿勢を崩さない

試合後も自らの成長を意識し続ける前川選手の今後に期待が寄せられている

前川選手の活躍は今後の阪神にとって大きな明るい材料である。若手選手が打撃で存在感を示し、チームに貢献することは、ファンにとっても楽しみな要素だ。今後、本人が掲げる2本目のヒットを如何にして実現するかが注目される。
キーワード解説

  • スライダーとは? 打者がボールを打つ時に、投手が投げるスライダーという球種は、左右に曲がる特性があります。それにより打者は難しい球を扱わなければなりません。
  • クリーンナップとは? 野球でクリーンナップとは、通常3番から5番の打者のことを指し、特に打撃力が高い選手を配置する場所です。これにより得点を狙う場面が展開されます。

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