西武黄金期の名将・森祇晶氏が始球式に登場、現役選手に向け“苦言”も

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第1部: 森祇晶氏が始球式に登場西武ライオンズの元監督、森祇晶氏(88歳)が18日、本拠地ベルーナドームで行われた西武対ソフトバンク戦前に「ライオンズ75周年」を記念したセレモニアルピッチ(始球式)に登板しました

森氏は、監督として在任した1986年から1994年の間に、リーグ優勝8回、日本一6回という輝かしい戦績を誇ります

森氏は当日、かつての中心選手である石毛宏典氏、辻発彦氏、鹿取義隆氏とともにマウンドに立ち、4人同時に投球を行いました

森氏が放ったボールはツーバウンドし、捕手役の西口文也監督のミットに収まりました

この投球を見たファンからは温かい拍手が送られました

森氏は、在任時の本拠地は屋外球場の「西武ライオンズ球場」だったことを振り返り、現在のスタジアムの変貌に感慨を抱いていました

「屋根もあり、スタンドも素晴らしい」と語る一方で、現チームの成績についても「気になる」と苦言を呈しました

第2部: 森氏の言葉と当時のチーム文化また、会見では「今の西武にも、こういうベテランがいるといい」と語った森氏

彼は「当時は“うるさ型”のベテランが若手に教えてくれました」と述べ、石毛氏、辻氏、鹿取氏が若手選手に対して勇気を持って指導していたことを強調しました

これに対し、石毛氏らは「そんなこと言われたのは初めて」と苦笑し、辻氏は「実際、(若手に)嫌われてました」とスッキリした表情を見せました

森氏は「古い選手が若者に好かれようとするチームは弱い」とも強調し、現在の若者の気質が当時とは異なることを認めました

森氏は1994年に西武監督を退任以降、横浜(現DeNA)の監督を務め、その後は長い間ハワイに住んでいました

2022年に帰国し、現在は福岡県内に居住しています

「90歳近くになり、こういう場に呼んでもらえるとは思わなかった

夢のようです」と締めくくり、穏やかな笑顔を見せました

森祇晶氏の始球式出場は、現在の西武ライオンズへの期待と共に、過去の輝かしい実績を再認識させる機会となりました。チームが過去の強い時代に戻れるよう、ベテランの声が重要であることを再確認する内容でした。
ネットの反応

多くのコメントからは、西武ライオンズの黄金期を築いた名将の発言に関する様々な意見が寄せられています

コメントの中には、昔ながらの厳しい指導が必要だという意見や、選手個々の人間性やチームとしての組織力が際立っていた時代の懐かしさが表現されています

また、森氏の言葉には熱い思いが込められており、今の時代の選手たちへの期待が伺えます

「あぁ懐かしい」といった声も多く、当時の選手たちとの思い出が数多く語られています

さらに、選手に好かれようとする監督がチームを弱くするのではないかという意見も目立ち、指導者の役割について考える材料となっています

選手の流出に対する危機感や、組織の在り方の重要性が強調されていることから、現状への不安を感じる声も見受けられました

選手やフロントがしっかりとした基盤を持つことが、今後のチームにとって必要不可欠であるとの意見が多く、黄金時代のような復活を願う気持ちが込められています

ネットコメントを一部抜粋

  • 弁えている智将の発言は、十二分に聞くに値すると思いますよ。
  • 西武ライオンズの黄金時代は、ただ強かっただけじゃなく、選手の皆さんの個性や人柄が凄かったんだな。
  • 古い監督が若者に好かれようとするチームは弱い。
  • 森さんが監督時代の西武は本当に強かった。
  • 厳しく指導するって難しいです。森監督時代の西武は本当に素晴らしいチームだった。
キーワード解説

  • 始球式とは?始球式は、野球の試合が始まる前に行われる特別な投球で、通常は著名人やセレブが参加します。これにより試合がより盛り上がり、観客に楽しんでもらう機会となります。
  • 苦言とは?苦言は、なんらかの問題や悪い点について注意を促すことを指します。時には厳しい言葉で批判することもありますが、良くなるための提言も含まれます。
  • ベテランとは?ベテランは、長年の経験を持つ人を指し、特にスポーツチームでは、若手選手を指導し、チームの士気を高める役割が期待されます。

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