ヤクルト・増田珠、左打者に強い打撃成績を維持

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(セ・リーグ、ヤクルト-巨人、5回戦、19日、神宮)ソフトバンクから移籍して2年目のヤクルト・増田珠内野手(25)が、左キラーとしての存在感を高めている

18日現在、対左打者との対戦成績は打率・444(9打数4安打)を記録しており、チームにとって重要な戦力となっている

増田選手の好成績は、入念なイメージ作りに支えられている

特に、本拠地で行われる神宮球場での試合前には、左投げの打撃投手である佐藤賢選手と共に早朝から打撃練習を行っている

増田選手は「佐藤さんにさまざまな左投手の投げ方を模倣して投げてもらい、球種をお願いしています

非常に器用な方なので、イメージを作る手助けをしてもらっています」と練習方法を明らかにした

例えば、18日の巨人戦に向けては、リリーフとして起用される横手投げ左腕の高梨選手を意識した練習を行った

佐藤打撃投手が高梨選手を真似たサイドスローからの球を投げ、その球を打つことでイメージを膨らませた

その結果、試合では、1-6の八回先頭で代打として登場し、左前打を放ち、2点目のホームを踏む活躍を見せた

増田選手は「イメージ通りに打つことができ、すごく充実しています

(佐藤さんには)心から感謝しています」と笑顔で語った

この日、増田選手は「3番・右翼」としてスタメン出場

先発の巨人・石川選手との対戦では、打球を投ゴロと遊ゴロに打ち取られる結果となり、勝負の難しさを痛感する場面も見られた

増田選手の取り組みは、成功の背後にある努力を示している。彼のように、自分に合った練習法を見つけて実践することが重要だと再認識させられる。特に、他の選手との協力を通じて作られるイメージが、実際のプレーにどうつながるのかが興味深い。
キーワード解説

  • 左キラーとは?:左キラーとは、対左投手に強い選手を指す言葉で、特に左打者が左投手との対戦で優れた成績を残すことを重視しています。
  • イメージ作りとは?:イメージ作りとは、選手がプレーの際に頭の中で理想的な状況を想像し、それに基づいて実際の練習や試合に臨むことを指します。

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