これにより、3日の西武戦以来、8戦ぶりの白星を手にした三木肇監督は、「うれしいです」と思いを語った
今季は主に中継ぎとして活躍していた内星龍投手が、初めての先発登板を果たした
彼は試合の序盤から毎回走者を背負いながらも、5回までスコアボードに失点を許さない粘り強い投球を披露した
しかし、5回に先頭の岡選手に左前打を許し、続く藤岡選手のヒットで無死一、二塁の緊迫した場面を迎えたため、監督は西垣雅矢投手に交代を指示した
内星投手は「最終イニングは投げきりたかったですが、内容的にも任せてもらえるようなものではなかった」と冷静に試合を振り返った
打撃陣は2回に村林一輝三塁手が中前適時打を放ち、これが先制点となった
その後は試合終盤まで得点が入らず静かな展開が続いたが、投手陣が奮起し、特に2番手の西垣雅矢投手はピンチを最低限の失点で切り抜け、続く西口直人、鈴木翔天、藤平尚真、則本昂大がそれぞれ1回を3者凡退で抑え、勝利を確実にした
この試合には今季最多の2万4931人の観客が詰めかけ、試合中には満員御礼のアナウンスも流れた
三木監督は試合後、「これからも一試合一試合、一球一球必死に戦っていく
たくさんのファンの方に応援してくださっていることを胸に刻んでいろいろなものを返さなくてはいけない」と、ファンへの感謝の意を示した
今回の楽天の勝利は、ホームでの連敗を止めただけでなく、選手たちの健闘も光る内容でした。特に、初先発の内星投手が好投し、チームとしても一丸となった戦いが印象的でした。これからの試合にも期待したいです。
キーワード解説
- 内星龍とは?主に中継ぎ投手として活躍しているが、今回の試合で初先発を果たした選手。
- 中前適時打とは?バッターが中間方向に打ったヒットで、得点が入るきっかけとなるhitのこと。
- 3者凡退とは?ピッチャーが1イニングの中で、相手チームのバッター3人を連続してアウトにすること。

