この結果は、1948年以来の77年ぶりの屈辱となります
今回の試合は甲子園球場での開催でしたが、巨人は先発左腕の石川達也が好調な阪神打線相手に4回を3安打1失点と粘りの投球を見せました
しかし、チームは5回から継投に入ります
5回に登板したフォスター・グリフィンは、二死二塁から代打の渡辺諒に適時打を許し同点に追いつかれてしまいました
続く6回は三者凡退に抑えたものの、7回には中川皓太がピンチを乗り切り無失点でした
試合は2－2の同点で迎えた8回、4番手の田中瑛斗が阪神打線に捕まり、一死一、二塁から大山悠輔に適時打を浴びて勝ち越されました
その後も坂本誠志郎に左越え2点適時二塁打を許し、一死二、三塁のピンチに高梨雄平を送るも小幡竜平に中犠飛を打たれてしまい、この回に4失点を記録しました
このような中、巨人打線にも一死満塁の好機が訪れましたが、トレイ・キャベッジの打球を小幡が好捕し、得点には至りませんでした
また、開幕前には祝われた「最強救援陣」、大勢とライデル・マルティネスのうち両者を出す機会を逃してしまうことも、屈辱の敗戦に繋がる要因となりました
阿部監督は試合後、8回の攻防が分岐点になったと強調しながら、27日に行われる試合は“絶対負けられない試合”と位置づけ、「総力戦」が求められると述べました
もしこの試合でも敗れれば、巨人は甲子園での3連敗となり、不安なムードが漂うでしょう
次の試合で大勢やマルティネスが活躍できるような展開を作れるか、注目が集まります
今回の巨人と阪神の試合は、過去の苦い記憶を思い出させる結果となりました。77年ぶりという記録が示すように、巨人にとっては厳しいシーズンのスタートです。選手層が厚いと期待された巨人チームですが、得点力の不足が続いていることが問題とされています。次の試合でどのような戦略が展開されるのか、ファンにとっても注目のポイントになることでしょう。
ネットの反応
巨人が開幕から阪神に5連敗を喫したことに対して、ファンからは様々な意見が寄せられています
中でも、昨年阪神に苦しめられた記憶が新しいファンからの反応が目立ち、懸念の声が多く見受けられます
特に、投手の起用方法に対する意見が多く、「大勢やマルティネスを温存する意味が分からない」といったコメントがあり、同点の場面での強力な投手を投入しないことに疑問を呈しています
また、先発陣の力不足も指摘されており、特に今後の先発ローテーションが心配される声が聞かれます
さらには、得点力不足を指摘する一方で、今季の読売の得点数はセリーグ一位というデータもあり、期待と失望が交錯する状況となっています
多くのファンが「阪神に勝つことに慣れてきている」と感じていることから、巨人チームの現状に対する不安感が漂っています
今後の試合での改善が求められる中、ファンは期待を持って試合を見守っていく意向を示しているようです
ネットコメントを一部抜粋
前回の東京ドームでの3タテが痛いですけど、今回の甲子園での3連戦はキツいゲームになるのは予想されただけに残念です。
同点の場合は良いピッチャーから注ぎ込んでいくってのがセオリーです。
ファンも阪神に勝てない事に慣れてきています、せめて阪神に楽勝させない、粘り強さを見せてください。
強いチームの場合、下位には強いんだけどねぇ。
監督変えない限り勝てないよ。坂本、田中使ってる阿部じゃ無理。
キーワード解説
- 阪神戦とは？：阪神戦は、プロ野球のチームである読売ジャイアンツ（巨人）と阪神タイガースが対戦する試合で、特に両チームのファンによって熱く盛り上がる「伝統の一戦」として知られています。
- 継投とは？：継投は、試合中に投手を交代してチームの戦略を練る方法で、状況に応じた投手を起用することで、相手打線を抑えることを狙います。
- 適時打とは？：適時打は、チャンスに打者がヒットを打ち、得点をもたらす打球のことを指し、試合の勝敗に大きく影響します。
