試合開始早々、阪神・佐藤輝が虎ファンを沸かせる活躍を見せました
先制点を許した阪神は、0-1で迎えた初回、2アウト二塁の場面で佐藤が打席に立ちました
前回対戦では先発左腕の石川に抑え込まれた佐藤は、この日雪辱を果たしました
カウント2-2から高めに浮いた直球を捉え、痛烈な二塁打を放ち同点に追いつきます
この結果、流れは阪神へと傾き、試合は次第に逆転ムードとなりました
今季、佐藤は高めのボール球に対して苦戦していましたが、この日の一打でその苦手意識を覆すことになりました
現在、同選手は8本塁打を記録しており、リーグトップの数字を誇っています
また、打点数22はリーグ2位で、長打率は655でリーグ首位となっています
これにより、今やチームに欠かせない存在となりました
試合後、佐藤は「(打てて)よかったと思います
それ(チームの勝ち)が全てじゃないですか」とコメントしました
8回には申告敬遠により出塁直後、大山が決勝打を放ち、阪神は見事に勝利を収めました
実は、佐藤と大山が共に打点を挙げた試合では、昨年4月3日から驚異の24連勝を記録しています
開幕から3番で出場していた佐藤ですが、15日のヤクルト戦からは4番としての出場が続いており、ここまで37打数13安打、打率351、14打点を記録して勝負強さを発揮しています
阪神の中軸を支える頼もしい存在として、今後の活躍が期待されます
(山手 あかり)佐藤のパフォーマンスは、彼自身が課題と感じていた高めのボール球への対応力を向上させたことを示しています。また、チーム全体の士気を高める結果となったことも注目に値します。このような活躍が阪神の勝利へとつながることが期待されます。
キーワード解説
- 適時二塁打とは? 打者が二塁に到達するヒットで、得点につながることが多い重要な打撃です。
- 降雨ノーゲームとは? 試合が降雨のため中止または再試合となることを指します。
- 長打率とは? 出塁率とは異なり、長打がどれだけ打たれたかを示す重要な指標です。

