庄子選手は今春のキャンプで、ルーキーとして唯一主力のA組に加わったが、3月のオープン戦では2軍に降格
ただ、その後も着実に成長を遂げており、ファームにてさまざまな練習を選択している
特に、庄子選手が力を入れているのはバント練習である
バントとは、打者がバットを軽く投球に当て、ボールを転がして打者自身が走り出す技術であり、進塁やヒットを狙う際に非常に重要なスキルとなる
彼は打撃マシンを相手に30分以上も練習を行い、自身の小技の精度を高めようと努力している
庄子選手の持ち味は50メートル5秒7という俊足であり、特にセーフティーバントがアピールポイントとして挙げられている
これにより、神奈川大学リーグでは通算54盗塁という記録も残しており、「周東2世」と呼ばれるほどの期待を背負っている
しかし、プロのピッチャーの球速は150キロを超えることが多く、戦術的な理解や技術、体力が試される厳しい環境である
庄子選手が小技を重視する動機は、彼の高校時代に遡る
甲子園で春の選抜を勝ち取った名門・横浜に入学する際に、自分の立ち位置を分析し、打撃力に加え足を武器にする必要性を強く意識するようになった
「セーフティーバントや犠打を磨けば、どのカテゴリーでも自分の良さを発揮できる」と信じ、その努力を続けてきた
春キャンプ中、庄子選手は92年のダイエー・浜名以来33年ぶりのルーキー遊撃開幕スタメン候補として名前が挙がったものの、3月13日より2軍に合流
だが、「1軍でプレーしたい」という思いが日々を支えている
彼はフラットな気持ちで練習を行う姿勢が評価されており、「いずれ結果で示したい」と希望に満ちた目を輝かせる
庄子雄大選手のこれからの成長と活躍が期待される様子だ
（記事取材：杉浦友樹氏）
- 庄子雄大・プロフィール
- 2002年（平14）10月2日生まれ、神奈川県出身の22歳
横浜高校時代には度会選手（現DeNA）と同期
神奈川大学ではリーグ記録を更新する通算116安打を達成
2024年ドラフト2位でソフトバンクに入団
背番号25をはじめ、バットは近藤選手モデルを使用
身長1メートル77、体重75キロ
利き手は右で打撃は左
ネットの反応
ホークスの庄子雄大選手についてのコメントでは、彼の技術や今後の活躍への期待が様々に語られています
庄子選手は、「周東2世」とも呼ばれ、特に小技を磨いて1軍昇格を目指して奮闘しています
しかし、ファンの中には彼の守備や打撃に不安を感じている人も多く、今宮選手の後を継ぐには厳しい道のりが待っていると感じているようです
具体的には、オープン戦でのパフォーマンスに対するコメントもあり、守備面ではまだまだ改善が必要だという意見があります
また、庄子選手が内野に専念することを望むコメントもあり、他の選手との競争も影響するでしょうないという見方がされていました
さらに、彼が1軍定着するためには、代走や守備において貢献できるかが重要になってくるとの意見も目立っています
打撃面では、庄子選手に対する評価が分かれており、一部のファンは2位指名は高評価すぎたのではないかと疑問を持つ声もあります
今後は練習と努力が必要であり、彼の成長が期待される一方で、競争の厳しさも感じられているようです
全体としては、庄子選手の将来に対して賛否分かれる意見が多く、彼の成長と活躍を楽しみにしているファンの姿が見受けられました
ネットコメントを一部抜粋
特に庄子が今季出るとすれば試合後半での代走・そこからの守備が主体のはず。
爆速だけは鍛えても手に入らない。
オープン戦観てると守備だね。
私は庄子君2位はちょっと評価高すぎたと思うんですよ。
今宮の後釜としてと思うと、厳しい道のりだろうな。
キーワード解説
- 庄子雄大とは？：2024年にソフトバンクにドラフト2位で入団した内野手。俊足と小技を武器に1軍での活躍を目指している。
- セーフティーバントとは？：打者がバットを軽く当ててボールを転がし、打者自身が塁に走り込む戦術。進塁やヒットを狙う重要なテクニックである。
- 犠打とは？：バッターが故意にアウトになることで、走者を進塁させるプレー。戦略的に得点を狙う際に用いられる。
