阪神・伊藤稜投手、育成選手からの飛躍を目指す好投を披露

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22日に行われたオリックス戦で、阪神タイガースの伊藤稜投手(25)が好投を見せた

この試合は、兵庫県尼崎市に新設されたファーム施設からの新企画「2軍リポート 大物から大物へ

若トラ駆ケル」の一環として、多くの注目を集めている

新たな育成選手の風景

今年の春キャンプで増す存在感を示している伊藤は、左腕をためらわずに振り、若虎たちの模範となっている

3年間の怪我からの復帰を果たし、再びマウンドに立つ喜びを感じている彼は、「数字自体は悪いが、投げている球では良い球も出てきている」とコメントしている

ウエスタン・リーグの成績

現在、伊藤はウエスタン・リーグにおいて5試合に登板し、2勝3敗、防御率3.80という成績を残している

特にオリックス戦では5回無失点の好投を見せ、首脳陣からも高い評価を受けている

目指すは支配下登録

伊藤は、将来的に支配下登録を目指す立場であり、そのためのさらなるレベルアップを必要としていると自覚している

“投げられている分、登板後のフィードバックを練習に生かせている”と語る彼は、コースに投げ切る直球と変化球のコンビネーションが成功すれば、数字も向上するはずだと期待を寄せている

家族とファンの支え
愛知県豊明市出身の伊藤は、家族の応援を受けながら成長してきた

「リハビリ中は親も野球に触れてこなかった

僕がキツいのを分かっていて、気遣ってくれていたのかな」と家族への感謝の気持ちを示す

また、ファンからの温かい応援も彼の力となっている

伊藤は、全力で2桁背番号をつかみ、夢の舞台に立つ日を目指して今後も努力を続けていく

伊藤稜選手の活躍は、プロ野球界の厳しさを乗り越えた証であり、選手育成の重要性を示している。今後の成長に期待が寄せられる。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:プロ野球チームが将来を見越して育成を目的に指名した選手のことを指し、契約形態が支配下選手とは異なる。
  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における2軍リーグの一つで、選手の育成や調整が主な目的である。
  • 防御率とは?:投手が何イニング投げたかに対して、失点の数を元に算出される指標のことで、低いほど優れた成績とされる。

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