ヤクルト山野、自己最多の123球で今季初勝利を飾る

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◇セ・リーグ ヤクルト4―1DeNA(2025年4月30日 神宮) ヤクルトの左腕投手、山野が6回1失点の好投を見せ、今季初勝利を手にした

この試合、山野は自己最多の123球を投げ込み、特に6回の最大のピンチを冷静に切り抜けた

山野の見事なピンチ回避

試合は1―1の同点で迎えた6回、2死満塁の場面

代打・松尾との対戦では、カウント2―2から6球連続でファウルを打たれ、打者の執拗な粘りに直面した

「しんどかったけど、データもあったので丁寧に投げた」と山野は当時の心境を振り返る

結果、外寄りの140キロカットボールを投げ込み、打者を右飛に打ち取ることに成功した

勝利につながった打線の粘り

この大ピンチを切り抜けた山野のあと、ヤクルト打線は直後の攻撃で勝ち越しに成功

その結果、チームは4対1で勝利を収めた

試合後、山野はお立ち台で「いつも以上に一体感を感じた」と、鮮やかなグリーンの「燕パワーユニホーム」に身を包み、観客との一体感を強調した

「燕プロジェクト」の影響

なお、ヤクルトの「燕プロジェクト」は2013年に始まり、今回の試合を含めた通算成績は29勝16敗1分けとなっている

このプロジェクトは、ファンとの結束を深める取り組みとして知られる

新たなヘアスタイルに注目

山野は数日前に髪色を金から黒に変えたことも話題になっており、その新しいスタイルが勝利に対する意気込みを体現しているとの評価を受けている

今後の試合でも、山野のさらなる活躍が期待される

本記事では、ヤクルトの投手・山野が自己最多の123球を投げて今季初勝利を収めたことに注目している。特に、ピンチを切り抜けた瞬間やファンとの一体感を強調しており、ドラマチックな試合展開が印象深い。
キーワード解説

  • カットボールとは?投球フォームでボールを回転させ、打者の打ちにくい軌道にする球種であり、多くの投手が使う戦略的な球。
  • 燕プロジェクトとは?東京ヤクルトスワローズが展開するファンの応援を一層強化するための取り組みで、時間をかけてチームとファンの絆を深めることを目的にしている。

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