試合中、敵地の東京ドームでは橙色のタオルが揺れ、応援が広がる中でも、大瀬良は冷静さを保ちながらスコアボードを見つめていた
「1点もやってはいけない試合だったので、関係ないですね」と言葉にするも、心中は複雑であった
大瀬良は5回まで無失点のピッチングを続け、7奪三振という好成績を残していたが、6回の重要な局面で踏ん張りきれなかった
先頭の吉川選手に四球を与え、その後、岡本選手とキャベッジ選手を凡退に打ち取ったものの、甲斐選手にも四球を出し、一、二塁とピンチを招いた
続く場面で、増田陸選手に対してフルカウントからカットボールを甘く入れてしまい、左翼線への適時二塁打を許し、結果的に2点を失うこととなった
大瀬良は試合後、「しっかり投げきらないといけなかった
それができなかった」と反省の言葉を口にした
試合の結果、東京ドームでは18年4月15日の白星以来、11戦勝ちなしの6連敗となった
「また、次に向けて頑張ります」と前向きな言葉を残した大瀬良
チームはこの悔しさを胸に、次の試合で白星をつかむための準備に取り組むことであろう
大瀬良投手は無失点の好投をしながらも、重要な局面で失点してしまったことが悔やまれる。特に東京ドームでの連敗が続く現状において、彼が次の試合でどう巻き返すかが注目される。投手としての辛さと闘志が感じられる試合だった。
ネットの反応
広島・大瀬良投手が東京ドームでの試合で6連敗を重ねていることに関して、ファンの反応は様々です
大瀬良投手は相手ピッチャーとの対戦で自らの投球を振り返り、1失点でも勝機がないと認識するなど、厳しい状況を語っています
コメント欄では、試合ごとに投手が奮闘しているにもかかわらず、チーム全体の打撃力の低下が問題視されており、特に打線の奮起が望まれています
中には、「得意の阪神戦だけ投げておけ」といった意見や、「捕手を固定することが自動アウトを生む」という指摘もあります
また、四球が直接の敗因となる場面が多く、投手に過剰なプレッシャーを与えているのではないかとの懸念も取り上げられています
加えて、大瀬良投手の東京ドームでの成績が悪いことから、打撃陣への期待が高まる一方で、今季の捕手選択に対する不満の声も見受けられます
全体として、チームの状況を改善するためには、投手陣や捕手との連携を強化し、打線も奮起する必要性が強調されています
ネットコメントを一部抜粋
大瀬良が投げている時は勝っているなーって思ってた。
相手がエースとはいえ、ベテランにこういう窮屈なピッチングをさせてしまっていることを厳しく反省してほしい。
捕手を自動アウトの會澤縛りにしてるので、彼が言うように1点獲られたら負けは覚悟しないといけない。
そら常に一点もやれない投球をせざるを得ないからあんなキツキツの投球になるよな。
特に対戦投手の出来が良ければベンチワークなど一切機能しなくなるから、頑張って投げている投手陣は気の毒でしかない。
キーワード解説
- 無失点記録とは?: 無失点記録とは、投手が特定のイニングで相手チームに得点を許さないことを指す。引き続きこの記録を更新することは投手にとって重要な成果とされる。
- 奪三振とは?: 奪三振とは、投手が打者を三振に打ち取ることを指す。野球において、奪三振の数が多い投手はその能力を高く評価される。
- カットボールとは?: カットボールは、投手が投げる多様な投球の一つで、わずかに横に曲がる特性を持つ。打者にとってはタイミングを外されやすい球種である。

