巨人、延長戦を制しサヨナラ勝ち!吉川の三塁打が決勝点に

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 ◇セ・リーグ 巨人4―3広島(2025年5月1日 東京D)  東京ドームで行われた巨人対広島の6回戦は、延長12回までもつれ込む死闘となり、巨人が4対3で勝利した

この試合は、両軍合わせて16人の投手が登板し、計46選手が出場するという大乱戦で、試合時間は4時間39分に及ぶ

今季の両リーグを通じて最長の試合となった

 試合は、巨人の先発投手である田中将が序盤に初回に5連打を浴び、3失点を喫する厳しい展開で始まった

しかし、中盤以降はリリーフ陣が力を発揮し、石川、堀田、船迫、高梨、田中瑛、大勢、ケラーの7名が無失点で繋ぎ、試合の流れを引き寄せた

延長11回と12回に登板したケラーは、今季初勝利を収めた

 打撃陣も負けじと粘りを見せた

巨人は2回に岡本の8号ソロで1点を返し、3回には吉川の適時打でさらに追撃

6回にはキャベッジの5号ソロが飛び出し、ついに同点に追いついた

特に岡本のホームランは相手投手にプレッシャーをかけ、流れをつかむ重要な一打となった

 試合は9回に無死満塁のピンチをしのぎ、延長戦へ突入

勝負の12回、吉川が右翼線へサヨナラ三塁打を放ち、劇的な決勝点を奪った

この場面では、代打・若林が出塁した後、泉口の併殺打で2死無走者としてしまったが、キャベッジが安打で再びチャンスを呼び込み、吉川が決勝打を打った

吉川のサヨナラ三塁打は、巨人では1966年以来26年ぶり、12球団では昨年に続き非常に珍しい記録となった

 これにより、巨人は今季初の4連勝を達成し、勝率が貯金5に達した

広島戦では、前回対戦で3連敗を喫していたが、本拠地で見事にお返しを果たした形となる

今回の試合は両チームともに力を尽くした素晴らしい戦いでした。特に巨人のリリーフ陣が光ったことで、チームが勝利を収めたことは大きな自信になるでしょう。それに加えて、吉川のサヨナラ三塁打はチームの士気を高める重要な瞬間となりそうです。
キーワード解説

  • サヨナラ三塁打とは?試合の最後の回で、勝負が決まる打撃の結果として、三塁へ打球が飛ぶことを指します。
  • 延長戦とは?試合が同点で終わった場合に、勝者を決めるために設定される追加のイニングを指します。
  • 無死満塁とは?打者の出塁状況で、まだアウトがない状態で、全ての塁が埋まっていることを意味します。

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