プロ野球選手が子どもたちに打撃指導を実施 – 阪神OB会の特別イベント

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もうすぐこどもの日が迫る中、ゴールデンウイーク期間中に、将来のプロ野球選手を目指して練習している子どもたちを対象にした特別なイベントが行われた

4月29日、甲子園球場で開催された「未来につなぐトライアルベースボール」は、阪神OB会が主催し、阪神タイガースの元選手たちが子どもたちに打撃のコツを伝授する貴重な機会となった

このイベントに参加した元遊撃手の鳥谷敬氏は、2000本安打という偉業を成し遂げただけでなく、また「667試合連続フルイニング出場」という歴代1位の記録を持つ選手である

鳥谷氏は、バッティング指導を行い、子どもたちと共に楽しくボールを打つことを促進していた

「お父さん、お母さんも一緒にバットを振ってみましょう」と親子での活動の重要性に言及し、ファミリーで野球を楽しむスタートが必要だと強調した

鳥谷氏が子どもたちに伝えた打撃の重要ポイントは以下の3つだ

  1. バランス良くバットを振ること
  2. しっかり体を回転させること
  3. 打つときに息を吐くこと
この基本的な動作の習得が、打撃向上の鍵であると彼は述べている

この日、イベントに参加していた阪神OB会の会長である掛布雅之氏も、打撃時の姿勢に焦点を当てたアドバイスを行った

彼は「首を真っ直ぐにし、腰・肩・膝が地面に対してレベルであることが大事

足の裏で体重を感じることが必要で、ボールに当てようと急がず、しっかり腰を回してバットを振ろう」と強調した

また、6年連続で打率3割、20盗塁の成績を誇る強打者糸井嘉男氏は、「何事も積み重ねが大切

急には上達しないので、少しずつでも成長するために日々の練習が重要だ」と子どもたちに力説した

これらのプロ選手たちからのアドバイスを受けた子どもたちは、夢に向かってさらに一歩近づくことができるだろう

今回のイベントでは、プロ野球選手たちが直接子どもたちに指導する珍しい機会が提供され、多くの子どもたちが夢を追うためのヒントやアドバイスを受け取ることができました。家族全員で楽しむ野球の習慣が広がることで、地域の連帯感も醸成されるでしょう。
キーワード解説

  • 打撃とは?:打撃とは、野球やソフトボールにおいて、バッターがピッチャーが投げたボールをバットで打つ行為のことです。
  • フルイニング出場とは?:フルイニング出場とは、試合のすべてのイニングにおいて出場することを指し、選手の持久力とスタミナを示すものです。
  • バランスとは?:バランスとは、物体や人間が安定した姿勢を維持する能力のことで、運動する際の重要な要素の一つです。

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