床田は立ち上がりから安定したピッチングを披露
初回は3者凡退に抑え、試合のリズムを作った
2回には中田翔内野手(36)に初安打を許したものの、後続を冷静に打ち取ると、その後は6回2死まで1人の走者も許さない圧巻の投球を続けた
最終的には107球を投げ、中日打線をわずか3安打に封じ込めた
さらに注目すべきは、床田が奪三振ゼロでの完封勝利を達成した点だ
このようなスタイルの完封勝利は、2013年4月23日のロッテ戦での牧田(西武)以来
また、セ・リーグでは1989年9月4日の巨人戦の矢野(ヤクルト)以来、なんと36年ぶりの快挙
広島においても、59年5月5日の国鉄戦の備前、61年5月6日の中日戦の弘瀬、80年5月25日の大洋戦の北別府、82年6月16日の中日戦の山根に続いて、43年ぶりとなる5人目の記録でもあり、床田の名が歴史に刻まれることとなった
今回の床田選手の快投は、チームにとって大変心強いものとなりました。7連敗していた状況での完封は、選手たちに勇気を与えるだけでなく、今後の試合にも良い影響を与えることが期待されます。床田選手は、自身の成績だけでなくチーム全体を考えた素晴らしいピッチングを見せてくれました。
キーワード解説
- 完封勝利とは? すべてのイニングにおいて相手チームに得点を許さない試合のことを指します。特にこの勝利によってピッチャーの奮闘が際立ち、非常に特別な成績となります。
- 奪三振ゼロとは? 1試合で投手が奪った三振の数がゼロであることを意味します。通常、奪三振が多いほどピッチャーの調子が良いとされるため、このような形式での完封は珍しいものとされています。

