この試合は、甲子園球場で行われており、観客席は満員であった
大山選手の打球が三塁線を抜けると、観客からは歓声が上がり、球場が揺れるほどの盛り上がりを見せた
試合は、1-0の三回に突入
先頭打者の中野選手と続く森下選手の連打でチャンスが広がった
しかし、佐藤輝選手が二ゴロに倒れて1死の状態となり、嫌な空気が漂い始めた
そんな中で打席に立ったのが大山選手だった
1死一、三塁という場面で、相手投手・奥川選手の内角に来た初球を捉え、左翼線へ打球を転がした
この結果、一走の佐藤選手も生還し、さらに自身も二塁へ到達したことで、チームにとって重要な得点が追加された
「野球は何があるか分からない
やっぱり1点より次の1点、2点が大事なので、その後に得点できたのは良かったと思います」と試合後に語った大山選手
これで2試合連続のマルチ安打と適時打を記録し、また連続出塁も11試合に伸びた
この日は、佐藤選手が初回に先制のタイムリーを決めており、OSアベック打点も昨年4月3日のDeNA戦から26連勝(1分けを挟む)という素晴らしい記録を持つ
この試合では阪神が早晩「勝ちパターン」に持ち込むことに成功し、相手ヤクルトを圧倒
大山選手の打率はこの日の試合後に.248となったが、得点圏打率は.379(29打数11安打)であり、勝負強いバッティングが光っている
今後も猛虎打線を引っ張る存在として期待されている大山選手の活躍から目が離せない
阪神・大山選手の活躍が際立った試合でした。特に、試合の流れを変えるタイムリーは、彼の勝負強さを証明しています。これからのシーズンで、彼のような選手がいることが、チーム全体にとって非常に重要です。
キーワード解説
- タイムリーとは?:試合中に重要な場面で打たれた安打のこと。得点につながる場合が多く、選手にとって非常に価値のある打撃。
- 連続出塁とは?:選手が連続して出塁すること。出塁は安打や四球などで塁に出ることを指し、チームに得点のチャンスを生む。
- 得点圏打率とは?:得点圏にいる走者がいるときの選手の打率のこと。この数字が高い選手は、重要な場面で得点する能力が高いと言える。

