阪神・坂本誠志郎捕手の巧みなリードとデュプランティエ投手の初勝利

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◇セ・リーグ 阪神7―1ヤクルト(2025年5月3日 甲子園) 阪神タイガースの捕手、坂本誠志郎選手は5月3日のヤクルト戦で、相手打者を圧倒する見事なリードを見せつけた

主に投手のジョン・デュプランティエ選手とともに、6回まで無失点という成績を収めた

真っすぐと変化球の緻密な配分

デュプランティエ投手は、150キロを超える抜群の速球を武器にしており、坂本はその特性を最大限に引き出すために、ミットの構えを工夫した

通常、捕手はピッチングの際に内外角や高低を意識したジェスチャーをするが、坂本はあえて真ん中にミットを構え、相手打者にストライクゾーンのどこに球が投げられるかという不安を抱かせる作戦を取った

捕手によるリードは、どの球種を投げるかを指示するだけでなく、投手自身の考え方に影響を与える

坂本は「デュプランティエ本人が強いボールは高めがいいと思って投げている」と話し、積極的にストライクゾーンで勝負を挑む姿勢を示した

特に、スライダー、チェンジアップ、カーブと織り交ぜた投球は、打者にとって対応が難しいものとなった

特異な構えと心理戦

坂本は、無走者の場合には右膝を地面に付ける独特の構えを採用している

これは、デュプランティエが三塁側に球を抜けることを防ぐための配置で、捕手としての役割を果たすための重要なテクニックだ

これにより、デュプランティエは視覚的な目標を持ちながら投球を行うことができた

坂本は試合の中でも、デュプランティエとのコミュニケーションを大切にし、「そうしたらいい球が来るやんかって思って」と独自の工夫を行なった

感謝と喜びの声

坂本は「普段やらないから、いつもデュープの時は筋肉痛になってる」と冗談交じりに述べ、その上でデュプランティエの初勝利を喜ぶ姿を見せた

「来日初勝利は坂本のエスコートがあってこそだろう」と周囲からも高い評価を受けた

今回の試合での坂本選手のリード力が特に光りました。捕手は投手のパフォーマンスを最大限に引き出す重要な役割を果たしています。そのため、坂本選手がデュプランティエ投手との連携を強化するために工夫を凝らしている姿は、チーム全体に大きな影響を与えるものでした。また、このような巧妙なリードは、特に若手選手が成長する上で重要な要素となるでしょう。
ネットの反応

コメントでは、阪神の捕手・坂本選手に対する称賛や評価が多く寄せられています

特に、坂本選手が投手・デュプランティエ選手の能力を最大限に引き出すために行っている気配りや、試合に向けた準備に注目が集まっています

また、坂本選手のプロとしての意識や投手との意志疎通の重要性について理解を深める内容が多く、多くの読者が感心していることがわかります

さらに、捕手としての技術だけでなく、人間力が高い点にも触れており、坂本選手が高校や大学で主将を務めていた実績が影響しているとのコメントも見受けられます

デュプランティエ選手はピッチングスタイルも多様であるため、坂本選手との連携が新たな戦力として期待されていることが窺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • プロテクターも黒一色とサイドが銀色の2種類あって、投手によってなのか気分的なのかは分からないけど、変えている。
  • 構えの実際の効果どうこうはわからないですが、こういうことを投手一人一人の特徴を考えてプレイしてる気配りが、『捕手・坂本』が評価される本質なんだなあって思わせてくれる記事でした。
  • こういう所が正にキャッチャーらしい坂本ならでは。
  • 前回登板時に三振が多くて球数がかさんでしまったことを反省してた。それがあっての今回のリードにつながったのかもね。
  • この構え方は知らんかった、どっちかと言うとランナー居るのに左ひざが折れるから、左バッターへの左ピッチャーのアウトコースのスライダーを後ろへ逸らすので止めて欲しいなって思ってた。
キーワード解説

  • 捕手とは?:野球において、投手の投げた球を受け取る役割を持つ選手のこと。特に、試合の進行や投球戦略に深く関与するポジションである。
  • デュプランティエとは?:阪神タイガースに所属する投手で、速球を武器として知られている。特にストレートと変化球の組み合わせが評価されている。
  • リードとは?:野球において、キャッチャーが投手に対してどの球を投げるかを指示することを指す。相手打者の特性を考慮して行われる。
  • 筋肉痛とは?:筋肉を使いすぎた際に感じる痛みのこと。特に普段あまり使わない筋肉を使った場合に起こりやすい。

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