グングンとスピードを上げ、二塁へ頭から滑り込む
今季初の「3番・左翼」で出場した広島サンドロ・ファビアン外野手(27)=前レンジャーズ傘下=が、激走二塁打で今季2度目の1イニング7得点の猛攻を呼んだ
自らも4打数2安打2打点と逆転劇の立役者となった
「走塁でチームのモチベーションが上がって、つないでつないでいい場面を作れる
走塁でもいいアピールをしないといけない
打ったときはヒットではなく、二塁までという気持ちがある」と語るファビアンは、試合の重要な瞬間に素晴らしいパフォーマンスを見せている
特に印象的なのは、0-2と劣勢の中で迎えた四回の先頭打者としての一打
中堅右へ二塁打を放ち、気迫のヘッドスライディングでの進塁は一塁ベンチも大盛り上がりだ
ハッスルプレーで好機を作り出し、末包や山足らが続く
打者が一巡し、2死満塁で再びファビアンの打席が回ると、左前へ2点打を放った
ドミニカ共和国出身の新助っ人であるファビアンは、オープン戦では打率・163と日本球界の投手に苦戦していた
しかし、彼の背後には偉大な先輩エルドレッド駐米スカウトの存在があった
エルドレッドは2014年に本塁打王を獲得したレジェンドであり、オープン戦中にファビアンをサポート
「体もスイングも問題ない
心配はしていない」と言葉をかけたことで、彼は自らのスイングを信じ続けた
その結果、今季開幕後は29試合で打率・292、2本塁打、13打点を記録
特にマツダスタジアムでは打率・368、1本塁打、10打点という驚異的な成績を収めており、新井監督も「試合に出るたびに対応してくれている」と彼の成長を称賛している
連勝を続ける広島カープは、勝率5割に復帰し、3位に浮上
今季11勝4敗と強さを誇る本拠地マツダスタジアムで、新井カープが勢いを取り戻している
サンドロ・ファビアン選手の活躍は、今年の広島カープにとって非常にポジティブな要素となっている。特に彼の走塁やバッティングがチーム全体の雰囲気を良くしていることが伺える。また、先輩選手のサポートも彼に良い影響を与えているようで、今後の活躍に期待が高まる。
ネットの反応
広島・ファビアン選手に対するコメントは、彼のプレーに対する期待や称賛の声であふれています
特に、先日の試合でのハッスル二塁打が非常に印象に残ったようで、その瞬間がチームに勢いをもたらしたという意見が多いです
一人の選手がチーム全体を活気づけることの重要性についても、多くのファンが共感しています
「ファビアンの走塁は本当にいいプレーだった」と称賛し、彼の頑張りが観客からの応援に反映される様子が語られています
また、ファビアン選手の技術に対する期待も高まっており、「ファビアンはホームランはあまり期待できないが、打率の面では十分なものを残せるだろう」という意見も見受けられます
打撃スタイルについて、「ファビは強く引っ張ってレフト線破るヒットが良い」といった具体的な指摘もあり、高い評価がされています
とはいえ、彼の成績向上には他選手の協力も不可欠で、「ビジターで打てる選手が必要だ」という意見は、多くのファンに共有されているようです
さらに、「ファビは加速型でツーベースヒットはハラハラする」といったコメントもあり、彼の走塁に関する微妙な不安を口にする声もあります
また、故障を心配する意見もあり、選手の健康状態に気を使っていることが伺えます
全体的に、ファビアン選手への期待や応援の声が多く、彼の今後の活躍や他選手との関係性についても注目が集まっている印象です
特に、新たな外国人選手としてチームに貢献する姿に期待が寄せられていますが、彼の継続的な活躍がどうなるか、今後の試合にも注目です
ネットコメントを一部抜粋
この走塁は本当にいいプレーだった。
とにかく故障にだけはきをつけてくれ!
ファビアンに限らず、みんなそう。
基本どの外国人選手も、一生懸命だと思うんですよねー。
毎試合コンスタントに打ってくれるところが良いですね。
キーワード解説
- サンドロ・ファビアンとは?:ドミニカ共和国出身の外野手で、広島カープに加入した選手。前レンジャーズ傘下の選手で、チームの重要な打撃力として期待されている。
- マルチ安打とは?:1試合の中で2回以上安打を記録することで、選手の打撃が好調であることを示す。
- ヘッドスライディングとは?:走者が次の塁に滑り込む際、頭を下にして滑り込む技術。安全に進塁するための重要な技術。
- 打率とは?:選手の打撃成功率を示す指標で、ヒット数を打数で割って算出される。打率が高いほど、選手の打撃能力が高いことを示す。

