中日ドラフト1位左腕・金丸夢斗選手、プロ初登板に向け意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日のドラフト1位左腕、金丸夢斗投手(22)が、5日に行われるDeNA戦(バンテリンドームナゴヤ)でプロ初登板を果たす

昨年のドラフト会議では4球団が競合した結果、中日が獲得した期待の若手選手である金丸選手は、4日に名古屋のナゴヤ球場で最終調整を行った

彼は「ワクワクが6~7割

たくさんの人が応援してくれるので感謝の気持ちを持って投げたい」と語り、昨季日本一のチームと真剣勝負に臨む姿勢を示した

5日はこどもの日でもあり、少年少女に夢を与えるような投球でチームを勝利に導きたいと強く願っている

金丸選手はデビュー戦を前に、自身の表情を引き締めている

「楽しみの方が多いです

しっかり準備して自分の持っている力を出したいです」という言葉からも、その心構えが伺える

広島遠征には参加せず、名古屋で残留練習を続け、登板前日はナゴヤ球場でキャッチボールやダッシュを行って汗を流した

プロ初マウンドを控え、金丸選手は「頑張って、我慢してきたと思います」と思いを語る

大学時代には腰の骨挫傷を負い、リハビリに専念していたが、春季キャンプは2軍にて無事に完走

ブルペンでの全力投球を経て、3月29日のプロ初実戦に臨み、続けてウエスタン・リーグの4試合に登板した

特に4月26日の阪神戦では89球を投げて、6イニングを無失点に抑え、最速152キロを記録した

その実績を受けて、2軍首脳陣は金丸選手に1軍登板のゴーサインを出し、同月29日には1軍に合流した

彼にとっての記念すべき第1戦は、昨季日本一のDeNA打線との対戦だ

「良い打者が多いイメージ」と金丸選手が語るとおり、敵打線の強力さは彼にとって大きな挑戦となる

当然、無駄な四球を出さないようにとも考え、攻めの投球で勝負するという決意を示した

「牧選手や同学年の度会選手との対戦は楽しみ

真剣勝負をしたい」と熱い思いを語る金丸選手に、ファンも大きな期待を寄せている

チームは9連戦の中で、4連勝の後に2連敗を喫した状況で本拠地に戻る

金丸選手にとって初登板は重要な意味を持つもので、もし新人が初登板で初勝利を果たすとなると、2019年の梅津選手以来6年ぶりの快挙となる

特にドラフト1位選手が初登板でノーヒットノーランを達成したのは1987年の近藤選手、1998年の川上選手に続いて3人目という歴史に名を刻むことができるか、注目されるところである

井上監督は「動揺するような子じゃないと思う

自分のショータイムだと思って、しっかり投げてほしい」と期待を寄せた

金丸選手の初登板に対する意気込みは非常に高いもので、彼の背景にも多くの努力が詰まっています。特に、大学時代の怪我からの復帰は並大抵のことではなく、その中で積み上げてきた経験が今の彼を支えています。期待される新人として、デビュー戦の舞台は特別な意味を持っています。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?プロ野球において、各チームが選手を獲得するためのドラフトで、最初の選択権を持つ選手を指します。
  • 登板とは?野球の試合で投手がマウンドに立ち、相手打者に投球を行うことを意味します。
  • ウエスタン・リーグとは?日本プロ野球の二軍リーグの一つで、西日本チームが参加しています。
  • ノーヒットノーランとは?投手が相手チームにヒットを許さず、さらに得点も与えなかった試合のことを言います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。