中日・勝野選手が球団日本人最速記録を更新、160キロを達成

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◇6日 中日0―3DeNA(バンテリンドームナゴヤ)中日は6日のDeNA戦で零封負けを喫し、今季最長の4連敗を経験した

これにより、借金は今季最多タイの3となったが、敗戦の中で光を放ったのが勝野昌慶投手(27)である

彼は8回に登板し、球団日本人最速記録を更新する160キロを計測した

さらに、同じく7回に登板した根尾昂投手(25)も自己最速の155キロを記録し、快速球の共演でファンを盛り上げた

勝野選手の160キロ達成の瞬間

試合の8回、勝野は3番手としてマウンドに上がった

2死一塁の場面で打者は牧

カウント1-1から159キロの直球で追い込むと、その後も続けて投じた160キロの直球で見事に空振り三振に仕留めた

今回の結果に球場は驚きのどよめきを上げ、勝野にとっても特別な瞬間となった

勝野選手の思い

勝野はこの記録を達成した時の感想をこう語っている

「スピード表示を見ないようにしていましたが、何かざわついているという感じはありました

ベンチに戻った時に教えてもらった

ひそかに目指していた数字ですが、出るとは思わなかった」と、その複雑な気持ちを表現した

功績の背後にある支え

勝野の成長の原点は高校時代にさかのぼる

彼は岐阜県の「原気塾」というトレーニング施設に通っており、その経緯を説明する

「三浦雅彦さんが開業したこの施設では、先輩たちの影響を受けながらトレーニングを行っていた」と語る

入学時は球速130キロにも満たなかったが、三浦さんは「その体があれば絶対に155キロ出る」と自信を持って指導していた

ウエートトレーニングや独自のメニューが成長を支え、その経験が今の彼を形作った

恩師との思い出
勝野は多くの思い出を持つ三浦さんの存在を強く感じている

「彼は優しく、いつもサポートしてくれました

高校生活の中でも特別な思い出の場所かもしれない」と当時を振り返った

残念ながら、三浦さんは2023年に69歳で亡くなったが、勝野は彼との関わりを大切にし、師匠の教えを胸に秘めながらこれからも挑戦を続ける決意を固めている

中日・勝野選手が記録した160キロは非常に印象的で、彼の努力とトレーニングの賜物と言えるでしょう。若い選手がこのような記録を打ち立てることは、これからの日本の野球界にも明るい希望を与えるに違いありません。彼の成績を注視し続けたいです。
キーワード解説

  • 勝野昌慶とは?中日の投手であり、球団日本人最速の160キロの球速を記録した選手。
  • ウエートトレーニングとは?筋力をつけるために行う運動で、重い物を持ち上げたりする訓練のこと。
  • 球団日本人最速記録とは?特定の野球チームで日本人選手が投げた最速の球速を指す。

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