巨人・増田陸が3年ぶり本塁打、苦境の中で光明を見出す

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プロ野球・東京ヤクルト対読売巨人戦が9日、神宮球場で行われた

結果はヤクルトが5-2で勝利したが、巨人にとっては痛手となる主砲の不在が影を落としている

その中で、チャンスを活かしたのが7年目の増田陸だ

彼は2022年以来、3年ぶりとなるソロ本塁打を放ち、チームの士気を高める存在となった

増田は、4回の1死からヤクルト先発・高梨裕稔が投じた初球を強振

インコース高めの直球を左翼席へ大きく運び、巨人に貴重な追加点をもたらした

試合前まで防御率が0点台という安定した投手からの打点は、非常に価値があるものであり、増田は「うまく打てた

ピッチャーが頑張ってるので援護できて良かった」と声を弾ませた

昨季はわずか4試合の出場にとどまった増田だが、今季は4月30日の広島戦で初スタメン出場を果たし、その試合では決勝タイムリーを記録した

阿部慎之助監督は「負けん気が強い」と彼に高い期待を寄せており、増田は今後も継続的に先発起用される見込みだ

ただし、チームには暗いニュースもある

4番・一塁を担っていた岡本和真が6日の阪神戦で左肘の靱帯を損傷し、復帰まで3カ月を要する見込みである

また、8日には選手2人がオンラインカジノで賭博をしていたとして、書類送検されたことも報じられている

今、巨人は厳しい状況に置かれており、増田のような若手選手の奮起が求められている

増田がどれだけチームに光明をもたらすことができるのか、今後の活躍に期待が寄せられる

今回の試合で増田陸が見せた力強いスイングは、巨人にとって嬉しいニュースでしたが、チーム内の不安要素も浮き彫りになりました。岡本和真選手の負傷や、賭博問題が明らかになり、チーム全体の士気に影響を及ぼす可能性もあります。それでも、若手選手の奮起により状況が好転することを期待したいところです。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球における本塁打は、打者が一度の打席で全塁を回り、得点に繋がる非常に重要なプレーの一つです。
  • 防御率とは?:防御率は投手が与える自責点の数を9イニングあたりで計算した数値で、投手の成績を示す指標の一つです。低いほど良いとされます。
  • 靱帯(じんたい)とは?:靱帯は骨と骨をつなぐ組織で、関節の安定性に寄与します。この部分が損傷すると、選手は長期間の治療が必要になることがあります。

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