日本ハム、バント技術向上を目指す特別講座を開催

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<日本ハム-楽天>◇11日◇エスコンフィールド 日本ハムファイターズは、試合前の練習で「特別バント講座」を開催し、全選手が参加した

この講座は、春季キャンプ中に新庄剛志監督が田中賢介スペシャルアドバイザー(SA)を特命バントコーチに任命したことがきっかけで実施されることとなった

バントとは、バッターがバットの先端でボールを軽く押さえ、進塁を狙う技術で、特に犠打(相手チームにアウトになりつつも走者を進める戦術)は試合の流れを変える重要な役割を果たす

田中SAは、まず選手たちをバッターボックス周辺に集め、座学形式でバントの技術や重要性について、身振り手振りを交えながら伝授した

日本ハムの今季は強力な打線を誇りながらも、バントの失敗が続き、開幕から24試合連続で犠打ゼロというプロ野球記録を更新中

その後も4月29日のソフトバンク戦でようやくチーム初の犠打が記録され、これまでの34試合での犠打はわずかに5回と、12球団で最も少ない数字にとどまっている

田中SAは「バントは技術だけでなく、メンタル的な要素が大きい」と強調し、選手たちのメンタル面にも目を向け、今後の重要な試合に向けての準備を呼びかけた

講座の後は、実践練習も行われ、各選手が1回ずつバントを試み、田中SAは熱心にアドバイスをしていた

今後も継続的な指導を行い、日本ハムのバント技術向上に寄与することを目指している

日本ハムのバント講座は、チームが抱える課題を解決するための重要な取り組みと言えます。試合での犠打が少ない状況の中で、選手たちが新たな技術を学び、メンタル面も強化されることが期待されます。特にバントは、試合の重要な局面で役立つため、チーム全体の連携を深める良い機会です。
ネットの反応

新庄剛志監督が提案した「特別バント講座」について、野球ファンや評論家から多様な意見が寄せられています

一部のコメントでは、バントの重要性やその実践的な活用について評価しています

「同じ行動をチームで共有することでまとまりができ、本当に良いチームになった」と、バント講座の意義を肯定的に見る声がありました

しかし、一方で「今さらなのではないか」との指摘もあり、キャンプでしっかりと準備を行うべきだったという意見も目立ちました

また、「シーズン中は実践でのバント機会が減るので、この講座自体は意味がある」という意見もあり、バント技術の重要性を再確認する取り組みと見る向きもあります

さらに、「そもそも時代は投高打低で、バントは難しい」との意見もあり、技術的なハードルや実戦での難しさを強調するコメントも存在しました

多くのファンが「プロとしてバント成功率は高くあってほしい」と願いを寄せる中、バントを重視する新庄監督の試みが果たしてチームの強化につながるのか、今後の展開が注目されます

ネットコメントを一部抜粋

  • 田中賢介のバントって「ちょうど良いところに転がす」というよりも「ホームベース付近に叩きつける」ようなバントだった記憶がある。
  • 何事も凡児徹底。当たり前のこと当たり前に出来るようにする。
  • 今更じゃないかな。キャンプの時にやっていれば良かったのにね。
  • 凄く良い試みだと思う。日ハム本当にいいチームになりましたね。
  • バント失敗されるとゲンナリしますね。プロなんだからバント9割くらいの確率で成功させて欲しいです。
キーワード解説

  • バントとは?:バントは、バッターがボールに対してバットを軽く当て、ボールを転がしたり、投球方向に飛ばしたりすることで、走者を進めるための戦術である。
  • 犠打とは?:犠打は、打者が打ってアウトになりながらも、走者を進めるための打撃方法で、有効的にチームの得点を増やすために活用される。
  • メンタルとは?:メンタルは、選手の精神的な状態や心の持ち方のことで、こうした要素がプレーの結果に大きく影響することがある。

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