このパフォーマンスにより、隅田選手はリーグトップの成績を維持している
圧巻の投球内容
試合の初回には1死二塁のピンチを迎えたが、ここで打席に立った藤原恭大外野手をフォークボールでゴロに打ち取ったさらに、続く4番のソト内野手には低めを徹底的に攻めるチェンジアップを投じ、3球で三振に仕留めるなど、隅田投手は高い制球力と多彩な球種を活かして無失点を貫いた
好調を維持する隅田
隅田選手は3月と4月の4試合で4勝をあげ、防御率は驚異の0.58を記録特にその成績からは月間MVPにも選ばれた
前回の登板では初黒星を喫したものの、5月に入ってもその調子を絶やすことなく見せ続けている
勝利の要因として「攻めていけたことが良かった」と自らも述べている
降板の判断と気配り
試合は西武がリードしていたため、隅田選手は8回続投したい思いもあったが、味方の打線の活躍によって点差が開いたため降板した試合後のヒーローインタビューでは、母の日にちなんで「全国のお母さん、ありがとうございます」とコメントし、会場の雰囲気を盛り上げた
今回の試合で隅田投手は素晴らしい投球を見せ、母の日という特別な日に素敵なメッセージも送るなど、人柄の良さを感じさせる場面が多かった。今後の活躍にも期待がかかります。
キーワード解説
- フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げる変化球の一種で、ボールの先端を2本の指ではさむようにして投げ、落ちる軌道で打者を欺くことが目的です。
- チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手がストレートと似た投球フォームで投げる球種で、ボールの速度が遅く打者のタイミングを外すためによく使われます。

