リードを2点に広げた7回、なお1死満塁から五十幡亮汰外野手(26)が、球団では昨年7月の浅間以来となる2ランスクイズを決めた
今季すでに3敗を喫し、6連敗中だったオリックスの九里を攻略し、チームは1分けを挟んで今季初の5連勝
これにより貯金も最多の7とし、2位・オリックスを2ゲーム差に離した
2ランスクイズの瞬間
サインを確認した五十幡は、視線を落とし打席に入った7回、なお1死満塁の場面で九里が投球動作に入ると、走者が一斉にスタートを切る
サインは2ランスクイズであり、五十幡は変化球を投前に転がした
「1球で決めたいところだったので、方向というよりも何とかフェアゾーンに」と意気込みを語った
二塁走者の鋭い判断
九里が本塁へトスしかけた際、二塁走者・水野は一瞬止まったものの、一塁への投球を見越して再スタートし、見事に本塁へ帰還この判断は難しい場面でのものであり、「結構イレギュラーな動き
一番いい判断ができた」と自信をのぞかせた
次の展開
その後、2死後、二、三塁の場面で、2番手の山崎から山県がプロ初打点となる右前2点打を放ち、日本ハムは試合の流れを一気に引き寄せた八木打撃コーチは、「あるんじゃないかっていうのは、みんな分かっている」とナインの奮闘を称えた
指揮官のコメント
日本ハムの新庄監督は、「50分、五十幡くんに聞いてあげて」と、選手を称賛した上で、「でも独走はしたい(笑)」と今後の展望についても触れた首位攻防3連戦の初戦を制したことで、チームの結束力とパフォーマンスがますます注目される
今回の試合は、日本ハムの戦術と選手たちの判断力が生かされた好例です。特に、五十幡選手の2ランスクイズは、難しい場面での的確な判断が光りました。選手たちがこのようなプレーに取り組むことで、チーム全体の士気が高まることが期待されます。また、新庄監督が選手を称賛しつつも、独走したいという意思を示すことで、チームの向上心も感じられます。
ネットの反応
この度の試合で、日本ハムは連敗を免れ、ファンの期待を大いに上回る戦いを繰り広げました
多くのコメントが寄せられ、特に新庄監督のスタイルが活かされた点や、選手たちの小技、そしてタイミングを見極めた判断力が称賛されています
選手の中では特に五十幡選手が挙げられ、難しい場面で見せた彼の冷静な判断が勝利を導いたと多くのコメントに見受けられました
また、代走の水野選手がタッチの差でホームベースに戻ることができたプレーも高く評価されています
これにより、緻密な作戦と選手の閃きによる勝利が実現したという意見が多く寄せられました
中には、連敗中の難敵への訪問を経て一矢報いたという点を強調する意見もあり、ファンはチームに対する信頼感を表現しています
この試合では、選手たちが新庄監督の意向を理解し、実践できたことが確実に成長につながったことも強調されています
また、捕手の若月選手に対する評価も触れられ、いかに選手が相手のミスを突いて得点を重ねたのかが、ゲームを盛り上げた要素とされました
その結果、観客は「見たかった野球が詰まった試合」を堪能できたと嬉しさが表れています
全体として、今回の試合は日本ハムにとって非常に意義深いものであったと言えます
ネットコメントを一部抜粋
こういう小技をやるべく選手がキメるとゲームも最高に盛り上がりますね。
五十幡くん、満塁&右ピッチャー&左打席の難しい状況で、よく決めてくれました。
新庄監督のやりたい野球を存分に発揮した試合だった。
見たかった野球が詰まった試合を堪能出来た気がします。
ここ数日、五十幡をスタメン起用する事に「采配が〜」とかわかった様な顔で文句言ってる人をよく見かけたけど見事に見返してくれてる。
キーワード解説
- 新庄スペシャルとは?日本ハムファイターズの新庄監督が考案した戦術やプレイスタイルを指し、特に斬新で驚きを伴う戦術が代表的です。
- 2ランスクイズとは?走者が二塁と三塁にいるとき、一人の打者が投手に対してスクイズ(バント)を試みることで、もう一人の走者が本塁に生還するプレイです。
- 貯金とは?プロ野球において勝利数と敗北数の差のことを指し、貯金が多いほどチームの成績が良いことを示しています。

