しかし、打線の援護がないまま、今季3敗目を喫する結果となった
井上はこの日、気持ちを強く持ってマウンドに上がり、チームに勝利をもたらすべく努力した
試合の経過と井上投手の投球内容
井上は試合序盤から粘り強い投球を展開2回二死一塁の場面では矢野選手に適時打を許し先制点を奪われたが、その後は5回まで走者を得点圏に進めることを許さなかった
特に、相手の先発・大瀬良に対しては、4回二死から吉川選手が左前打を放つまでは無安打に抑え込む好投を魅せた
6回目の失点とQSの達成
井上は6回に無死一塁から好調のファビアン選手に適時二塁打を打たれ、さらに1点を失ったしかし、その後の打者を抑え、最少失点で抑えることに成功した
この試合で井上は94球を投じ、6度目のQS（Quality Start）を達成
QSとは、先発投手が6回以上を投げ、3失点以下に抑えることを指し、投手としての重要な指標とされています
前回登板の反省と今後の意気込み
井上は前回登板（6日、東京ドーム）で3回6失点を記録した反省を生かし、「相手に向かっていく気持ちをもって投げたい」と登板前に意気込んでいた試合後には、「先制点を取られたのは自分の責任」と語り、反省の念を表明
今後も課題を克服し、さらなる成長を目指す姿勢が伺えた
今回の試合では井上投手が素晴らしい投球をしましたが、打線の援護がなかったために勝利を収められませんでした。QSを達成しつつも反省点を振り返る姿勢は、今後の成長につながるでしょう。
キーワード解説
- QSとは？試合で先発投手が6回以上を投げて、3失点以下に抑えることを指します。投手の実力を測る指標の一つです。
