巨人・増田陸が逆境を乗り越え、連続安打でチームを支える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

巨人・増田陸が見せた逆境からの成長、連続安打でチームに貢献

(セ・リーグ、広島-巨人、9回戦、15日、マツダ)崖っぷちからはい上がった

巨人・増田陸選手(24)は、14日の試合で打順が2番から6番に変更され、7試合連続でスタメンに名を連ねた

彼は2回に広島のドミンゲス投手による変化球にうまく対応し、チームの初安打となる中前打を放った

また、4回にも中前打を放ち、この時点で2試合ぶりのマルチ安打を記録した

試合後、阿部監督は増田選手について「現状では一番乗っているバッター」と評価している

実は、過去2年間で1軍での安打はなく、昨季終了後には戦力外となることも覚悟していた

今季はイースタン・リーグで22試合に出場し、打率は・329と素晴らしい成績を収め、4月22日に1軍昇格を果たした

代打として結果を残し続け、主砲の岡本選手が左肘靱帯の損傷により離脱した5月7日の阪神戦からは、スタメンとして起用されるようになった

9日のヤクルト戦では2022年以来となるソロ本塁打を放ち、さらに13日の広島戦では自身初となる4安打を記録

彼は「非常にいい感じで打てている

2軍でも状況に応じて何が必要かを意識して練習してきた」と語る

増田選手は「チームの4番が抜けているため、みんなでカバーしなければならない

若い選手がもっと働ければ、勝つ可能性が高まる」と若手選手の力を信じる姿勢を見せた

それに対して、阿部監督は「根性は座っている」と彼の努力を認め、新しい世代の担い手としての期待を寄せている

増田選手の活躍はまさに逆境からの教訓です。1軍で長い間安打がなく所属選手としての不安を抱えていた彼が、チャンスをつかんでスタメンとしての活躍を見せている姿は、若手選手にとっても非常に示唆に富むものです。チームの主砲が不在の中、彼が自らの力で貢献しようとする姿勢が、チーム全体の士気を高める要因ともなるでしょう。
キーワード解説

  • 増田陸とは?:東京読売巨人軍に所属する若手内野手で、過去に戦力外となる危機を乗り越え、現在はスタメンとしての活躍が期待されている選手です。
  • マルチ安打とは?:1試合の中で複数の安打を記録することで、特に二安打以上を指します。打撃力が高いことを示す指標の一つです。
  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグの一つで、若手選手や調整中の選手が出場し、1軍昇格を目指す場です。
  • 靱帯(じんたい)とは?:筋肉と骨をつなぐ組織で、関節を安定させる役割があります。選手が靱帯を損傷すると、パフォーマンスに大きく影響します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。