日本ハム・宮西尚生が連続救援登板の新記録を樹立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムの宮西尚生投手(39)が、プロ野球において連続救援登板の新記録を樹立しました

0-0の同点で迎えた7回、2死三塁の場面でマウンドに上がり、西川を二ゴロに抑えて、記録を880試合に伸ばしました

この記録は、従来の保持者である岩瀬仁紀(中日)が持っていた879試合を抜くもので、宮西選手はまた新たな歴史を刻むことになりました

試合はその後、チームが先制し7-0で勝利

これにより、宮西選手は2年ぶりの勝ち星も手に入れました

昨季には、前人未到の400ホールドを達成し、今年は特に40歳を迎える直前に新たな記録を打ち立てるという快挙を成し遂げています

若手選手を支えるベテランの実力

宮西選手はプロ18年目の今季も開幕から1軍でフル回転し、11試合に登板、防御率は2.35とブルペン陣を支えています

彼の好調の秘訣は、年齢に抗う柔軟な発想にあるとされています

特に今季からは、試合前のウェートトレーニングを取り入れ、従来のオフの走り込みだけではなく体づくりを強化しています

新たなトレーニング方法

「体にいい刺激が入り、コンディションも上がった」と語る宮西選手は、治療やサウナ、交代浴を通じて入念な体調管理を行っています

ナイターが終わり、球場を出るころには日付が変わることも多々ある中で、「やることは増えているけど、全く苦じゃない」と気持ちを前向きに保つ彼の姿勢が偉業の達成を後押ししたと言えるでしょう

記録の意義と未来への期待

この記録は、長いプロキャリアの中で努力してきた成果を象徴しています

宮西選手の今後の活躍が、若手選手たちにとっても良い手本となり、チーム全体の士気を高めることに繋がることが期待されます

宮西選手の連続救援登板の新記録は、彼の努力と適応力の賜物です。年齢を重ねながらもトレーニング方法を見直し、柔軟なアプローチでパフォーマンスを維持している姿は、若手選手にとっても良い刺激となるでしょう。また、この成功によりチーム全体が活気づくことが期待されます。
キーワード解説

  • 連続救援登板とは?:連続救援登板は、選手が試合中の一定の場面でピッチャーとして登板し続けることを指します。
  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフピッチャーが試合を有利な状況に保ちつつゲームを継続させることを記録するものです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた自責点数に基づき、1試合あたりどれだけの得点を許したかを示す指標です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。