オリックス・東山玲士投手がトミー・ジョン手術を受ける
オリックス・バファローズの東山玲士投手(25)が右肘じん帯再建術、通称「トミー・ジョン手術」の実施を決定したことが、19日に公式に発表されましたこの手術は、主に投手などのアスリートの間で行われるもので、肘の靭帯を再建することによって、投球動作に伴う痛みや不調を改善することが目的です
東山選手は、社会人チームのENEOSを経て、昨年のドラフトで5位指名を受けてオリックスに入団しました
即戦力としての期待を背負った右腕は、今季においてもその力を見せつけるはずでしたが、右肘の不調により、3月8日の巨人戦(京セラドーム)以降、登板を果たしていませんでした
春季キャンプは順調に進行し、オープン戦でも2試合無失点を記録しましたが、肘の状態は思わしくなく、リハビリや保存療法が功を奏さなかったため、手術に踏み切ることとなりました
トミー・ジョン手術からの復帰には、一般的に1年以上の期間がかかるとされていますが、球団側は選手の将来を見据えたサポートを約束しています
さらに、東山選手に加え、育成の前佑囲斗投手(23)も、近日中に同様の手術を受ける予定です
前投手は、津田学園から2019年のドラフト4位で入団し、昨年オフに育成契約を結んでおり、今後の復帰に期待が寄せられています
また、チーム内では今年の4月に複数の選手がトミー・ジョン手術を受けており、吉田や宇田川、小木田選手がリハビリに取り組んでいます
オリックスは、新たな選手の育成に向けて、こうした挑戦を経て、戦力を整えていく方針です
オリックス・バファローズは、一部の選手がトミー・ジョン手術を受ける中で、選手の健康管理に注力しています。東山選手や前選手の復帰が待たれる中で、球団としてのサポート体制は非常に重要です。また、チーム全体として肩や肘に対するアプローチを見直し、 injury prevention(怪我の予防)に向けた施策が期待されています。
ネットの反応
オリックスの若手投手がトミー・ジョン手術を受けることになり、ファンからは多くの懸念や意見が寄せられました
特に、今季怪我によるトミー・ジョン手術を受ける選手が5人に達したことで、球団の今後に対する不安の声が上がっています
この状況を「異常事態」とするコメントもあり、選手の健康を心配する意見が多数見受けられました
「トミージョン手術を受けた選手が回復後に活躍する姿を見たい」との願いを込めた応援の声も多いですが、「同じ球団に復帰まで1年以上かかる投手が5人いる」といった深刻な現状を指摘するコメントも見られます
さらに、怪我の多さや育成選手の育成方針に対する疑問が呈され、テクニカルな側面から「選手と球団がきちんと話し合い、納得して手術を選べている」という意見もありました
このことで選手への理解を示す一方、オリックスの育成戦略や今後のドラフト施策についても注目されています
また、シーズン中に故障者を一時的に支配下から外す制度の導入を求める声や、既存の選手への補強を早急に行う必要があるとの意見も支持されています
全体として、オリックスファンの間では、選手の健康を最優先に考えつつも、来季に向けたチーム戦略についての不安が強く表れている様子がうかがえます
ネットコメントを一部抜粋
どうなってるの一体?河内、宇田川、吉田、小木田に東山、前って6人じゃん。異常事態だよ。
虎ファンです。トミージョン手術で回復して頑張っている選手は多くいます。頑張って治療してください。
シーズン中にこれだけのTJ離脱はキツすぎる。育成の前をのぞいても宇田川、吉田、小木田に東山が追加。
三連覇で活躍した投手が一斉にトミージョン手術みたいな感じかな?
同じ球団に復帰まで1年以上かかる投手が5人いるとか悪い意味で異常としか言いようがない。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肘のじん帯を再建する手術で、主に投手が受けることが多い。手術後は、長期間のリハビリが必要となることが一般的で、復帰までに1年以上かかる場合もある。
- 靱帯(じんたい)とは?関節をつなぐ組織で、骨と骨を結び、関節の安定を保つ役割を持つ。怪我をすると、運動に支障をきたすことがある。

