楽天ドラフト1位・石塚裕惺が公式戦初出場、復帰の舞台で意義深い打席を経験

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◆イースタン・リーグ 楽天2―1巨人(20日・森林どり泉) 楽天のドラフト1位選手である石塚裕惺内野手が、公式戦初出場を果たしました

彼は左手の有鉤(ゆうこう)骨骨折からのリハビリを経て、この日から2軍に復帰しました

試合は接戦となり、1点を追う9回の先頭打者として代打で起用された石塚選手は、プロ野球日本選手権(NPB)で通算166勝を誇るベテラン右腕・岸投手との対戦に臨みます

石塚選手は「追い込まれるまで甘いところは1球もなかった」と振り返るとおり、早い段階から岸投手の投球に対する緊張感を持って挑みました

カウント2-2からは低めのチェンジアップを見逃してフルカウントに持ち込むも、最終的には直球に少し詰まり左飛に打ち取られました

左手を骨折してから初めての実戦であったことが響いたのかもしれません

試合後、石塚選手は「初めて公式戦に出られたことはひとつの収穫です

実績のある岸さんから打ちたかったですが、いろいろな球種を見せてもらいましたし、とてもいい1打席になったと思います

」と語りました

彼は「失投が来た時に逃さないように練習していけたら」と今後の練習に意欲を見せました

石塚選手の復帰戦は、彼の今後の成長を占う大切な一歩となることが期待されます

石塚選手の公式戦初出場は期待される若手選手にとって重要な出来事です。彼が経歴の途中で経験したケガからの復帰は、逆境を乗り越える力を示しており、今後の活躍が楽しみです。特に、彼が対戦した岸投手という経験豊富な選手との対戦は、彼の成長に大きな影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 有鉤骨とは?:有鉤骨は手首の近くにある小さな骨で、けがをしやすい部位の一つです。この骨が骨折することで、手や指の動きに影響を与えることがあります。
  • 代打とは?:代打は、試合中に特定の選手の代わりに打席に立つ選手のことを指します。戦略的により良い打撃が期待できる選手を代わりに起用する場面で使用されます。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が投げる球種の一つです。本来の速球よりも遅い速度で飛ぶため、打者がタイミングを外されやすくなります。

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