プロ野球ソフトバンク、育成ルーキー川口冬弥がライブBPで好投
21日、タマスタ筑後において予定されていたウエスタン・リーグのソフトバンク対中日の試合は雨天のため中止となったが、ソフトバンクの育成ドラフト6位ルーキーである川口冬弥投手(25)が実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板しました川口選手は四国アイランドリーグplusの徳島からプロ入りし、最速155キロを記録する右腕です
ライブBPで対戦相手となったのは、腰の手術から復帰を目指す近藤健介外野手(31)で、彼は4打席を振り返り「すごく楽しかった」と笑顔で語りました
川口投手のパフォーマンス
川口選手はウエスタン・リーグでこれまで中継ぎとして11試合に登板し、防御率0.00という驚異的な成績を残しています彼はライブBPを通じて、東京・東海大菅生高校から城西国際大学、さらにはクラブチームのハナマウイを経てプロに挑む自身の成長を実感しています
彼は「自分の今の球を投げて、どういう反応をしてくれるのか、楽しみなところが多かった」と述べ、挑戦する意義を感じています
打席ごとの振り返り
| 打席 | 結果 | コメント |
|---|---|---|
| 1打席目 | 安打性の当たり | フォークを投げた |
| 2打席目 | バット折れ | フォークで詰まらせた |
| 3打席目 | 四球 | 戦略的投球 |
| 4打席目 | 内野ゴロ | チェンジアップを投げた |
そして、近藤選手は「真っすぐもよかった
チェンジアップは個人的にいいかなと思う」と川口選手の投球を評価しました
このライブBPは、近藤選手のために企画され、川口選手には特別な登板機会が与えられました
川口選手は「明確な投げミスもあった」と反省しつつ、「いい打者に対して、1球で決めきれる能力をもっと突き詰めていきたい」とさらなる向上を目指す決意を語りました
川口冬弥選手のライブBPでのパフォーマンスは、彼の投球スキルが着実に向上していることを示しており、プロの大舞台を目指す彼にとって貴重な経験となった。特に、経験豊富な打者との対戦は、今後の成長に繋がる重要な機会であったと言える。反省点を挙げつつも、次への意欲を持つ姿勢が印象的だ。
キーワード解説
- ライブBPとは?実戦形式の打撃練習のことで、投手が実際に打者に対して投球を行うことで、選手間での技術向上を目的としています。
- 防御率とは?投手が9イニング(約1試合)を投げた際に許した得点の平均を表す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。
- チェンジアップとは?速球と比べて球速を抑えた変化球で、打者を惑わせるために使用されます。

