阪神対巨人戦で増田陸が鮮烈な活躍、打撃好調を維持

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<阪神-巨人>◇21日◇甲子園 試合直前に降り続いた雨の音が選手たちの緊張感を高める中、巨人の増田陸内野手(24)が初回に快音を響かせた

この日の試合で増田は3年ぶりに先頭打者として出場し、攻撃の先陣を切った

巨人先発のビーズリーは、過去2年間甲子園で無敗を誇る堅実なピッチャー

特に昨季は右打者に対して被打率が1割1分2厘と素晴らしい数字を残しており、攻撃側にとっては手強い相手であった

試合の始まりを飾る初球、増田は140キロのカットボールに振り遅れ、ファウルになるも、続く2球目を迷わず振り抜き、三遊間を抜ける見事な左前打を記録

さらに、一塁を回りながら大きく両手を叩いて喜びを表現した

増田は開幕当初は2軍にいたが、4月22日に1軍昇格

その後は代打として4割2分9厘という驚異的な打率を記録し、岡本選手が怪我で離脱した5月早々からはスタメンとして活躍を続けている

今季、彼は既に2本の本塁打を打ち、特に9日のヤクルト戦では1009日ぶりのホームランを放って話題となった

昨年は不振に悩んだ増田だが、今年は2軍監督である桑田監督の指導を受け、対戦相手のデータをしっかり把握する努力をしている

試合前の準備としてタブレットを利用して情報を整理・分析し、より戦略的なアプローチを心がけるようになった

また、2度の本塁打を打った際には全速力でホームベースを回る姿が印象的で、「高校時代から速く走れと教えられていた」と自身の意気込みも語っている

新たに奮起を求められる打線において、増田は「新切り込み隊長」として期待され、その活躍が続くことに注目が集まる

増田陸選手の活躍には目を見張るものがあります。特に、昨年の不振を乗り越え、今年は試合前の準備を徹底して行っている点が印象的です。また、彼の走塁も大きな魅力であり、攻撃におけるキープレーヤーに成長しています。今後の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • カットボールとは?:カットボールは投手が投げる球種の一つで、バッターに向けて投げられた後、わずかに横に変化する特長があります。
  • 本塁打とは?:本塁打は打者が打ったボールがフィールドを超えて飛んでいくことで、状況によっては1点以上の得点をもたらす重要なプレーです。
  • 甲子園とは?:甲子園は日本のプロ野球チーム「阪神タイガース」の本拠地で、多くの名試合が行われている歴史ある球場です。

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