試合後のインタビューでは涙を流しながら、兄への思いを語り、自身のプレーに対する意気込みを語っていた
兄への思いを込めたプレー
「先日、兄貴を亡くしてしまって、突然だったので…」と切り出した蝦名
急死という悲しい出来事から久しぶりのスタメンとなった彼は、試合に向かう気持ちをプレーに表現
1点リードの1回に、二死一、二塁の場面で中日投手マラーの149キロの直球を捉え、鮮やかな適時打を放った
この打点は約1カ月ぶりとなり、チームが求める勝利に貢献した
守備でも存在感を発揮
さらに、蝦名は守備でも素晴らしいプレーを披露した2回にはライト線への飛球を背走しながらキャッチ
その際、フェンスに激突するもボールを保持したままジャンプし、華麗なプレーを見せた
この熱いプレーに対し、観客は大きな拍手を送った
激しい外野手争いの中での猛アピール
また、6回には右中間への飛球をダイビングキャッチするなど、守備での活躍も目立ったこれらのプレーが功を奏し、蝦名は今季2度目の猛打賞(同一試合で3安打以上の成績)を達成
外野手間での競争激化の中で、存在感を強く示した
DeNAにとっての意義
蝦名のプレーは、チームにとっても大きな意味を持つ2023年シーズンを通して、選手たちの活躍が求められている中、彼のパフォーマンスは仲間を鼓舞する要素となっている
蝦名選手の涙の演説は、兄を失った悲しみを背負いながらも、その思いが彼のプレーに大きな影響をもたらしていることを示しています。観客はもちろん、チームメイトも彼の姿に力を得たことでしょう。
ネットの反応
投稿されたコメントでは、DeNAの蝦名達夫選手が兄を亡くした悲しみを感じながらも、気迫のあるプレーでチームに貢献したことに対する感動の声が多く寄せられています
ユーザーたちは彼のプレーを称賛し、特に兄の分まで頑張る姿勢に心を打たれたとの意見が目立ちます
また、「今日は敵方でしたが、気合いが入っているのを感じた」というコメントがあり、試合中の蝦名選手の意気込みが伝わったようです
さらに、彼のプレーに感動し、応援歌を作ってほしいとの願いも多く見られました
ネットコメントを一部抜粋
今日は敵方でしたがいつもと違うな、気合い入ってるなって思ってたけど気持ちの乗り方が違ったんですね。
弱いチームのファンから言われても嬉しくないと思うけどこれからもお兄さんのぶんまで頑張って下さい。
今日のプレーはお兄さんの分も頑張るという気迫がはっきり見えたね。
中日ファンですが…今日はもう全然負けでいいです。
そんな中でもしっかり力を出し切るファイトに心を打たれました。
キーワード解説
- 猛打賞とは? 一試合で3本以上の安打を記録することを指し、特に打撃の調子が良いことを示す。
- 外野手争いとは?チーム内で外野手のポジションを巡って争うこと。特定のスターティングメンバーを決定する重要な要素になる。
- 適時打とは?ランナーが得点できる状況でヒットを打つこと。ランナーをホームに返すことで、得点をあげる重要なプレーを指す。

