この試合で、阪神は開幕4カード目で初の巨人相手の負け越しを経験することになった
試合は2-2と同点で迎えた延長11回、阪神の6番手として登板したネルソンが巨人の門脇に決勝の適時三塁打を打たれ、勝利を逃す結果となった
また、阪神はセットアッパーの桐敷拓馬投手(25)が左上肢の筋疲労のため出場選手登録を抹消されたため、リリーフ陣の負担が増えたことも影響した
打線も得点力を欠き、大山悠輔内野手(30)の2点のみに留まり、チャンスを生かせなかった
大山は試合中、左翼スタンドに本塁打を放つなどの活躍を見せたが、自身の本塁打にも「ほかで打てなかったので、しっかり反省してまた明日頑張ります」と謙虚さを見せた
大山は4月25日からトルピード(魚雷型)バットを試していたが、今試合では従来のモデルに戻していた
彼は「メリットとデメリットがあると分かった
自分の感覚も大事にしながら考えたい」と、新型バットとの出会いを前向きにとらえ、今後の打撃のための収穫を重視した
試合の後、大山は3時間以上前の本塁打の余韻が消えてしまったかのように、悔しさを滲ませていた
「自分のバットで試合を決めなければいけない場面だった」と語り、さらなる努力を誓った
今後、阪神は巨人との3連戦で3安打を打つことはできたが、チーム全体の打撃力向上が求められる
次回の試合では、大山のさらなる活躍に期待が寄せられている
今回の阪神と巨人の試合は非常に接戦で、特に延長戦は見る者を引き込む瞬間の連続でした。大山選手の本塁打は素晴らしかったものの、リリーフ陣の不安定さや打線の不調が勝利を遠ざけた印象が強いです。今後の試合では、さらに安定したプレーが求められるでしょう。
ネットの反応
阪神タイガースの大山悠輔選手が、1カ月ぶりに放った一時逆転弾にも関わらず、ファンからのコメントでは試合結果に対する悔しさが多く語られています
特に、4回裏のノーアウト1・3塁での打撃が痛かったという意見が多く、選手への期待とチームバッティングの重要性が強調されています
あるファンは、「そこじゃない」との感情があると言及し、問題は大山選手だけでなく6番以降の打撃不振にあると訴えています
また、チーム全体がチャンスを生かしきれない状況が続いており、ファンからは「大振りしすぎ」との批判も寄せられています
しかし、その一方で大山選手の成長を期待する声や、次の試合に向けての応援も多く、ファンは選手に気合を入れてほしいと願っています
特に、次の試合は厳しい相手でのロースコアの勝負になると考え、集中力を持ってプレーしてほしいという期待が寄せられています
このように、ファンの間では試合結果に対する悔しさと、選手たちに対する応援が入り混じったコメントが多く見られました
ネットコメントを一部抜粋
そこじゃないと言う気持ちがあるなら大丈夫でしょう。
8回はツーアウトだったからまだあれだけど、今日一番痛かったのは4回裏ノーアウト1.3塁で…
かと言って責める気にはならない。
明日は森下の出場が微妙だから少ないチャンスで回って来そう。
ほんとその通りだと思う。こんな打点あげるチャンスは無いよ。
キーワード解説
- リリーフ陣とは?:リリーフ陣とは、野球において先発投手が試合を終了する前に交代して登板する投手たちを指す。主に試合終盤に重要な局面で登場する選手たちであり、試合の流れを変える役割を担う。
- セットアッパーとは?:セットアッパーとは、試合の終盤に先発投手から交代し、クローザー(最終的に試合を締める投手)を助ける役割の投手を指す。通常、ゲームの勝敗が決まる重要な場面で投球することが多い。

