広島の打線は相手の先発投手ジャクソンに中盤まで苦戦し、特に七回には無死満塁という絶好のチャンスがあったにもかかわらず、適時打を生み出せずに1点止まりとなった
この結果、マツダスタジアムで続いていた連勝も6でストップした
試合後、新井貴浩監督（48）は選手への信頼を強調しつつ、「明日の一戦で仕切り直す」と前向きな姿勢を見せている
試合の最後、九回の攻撃は小園から始まったが、三者凡退に終わり、広島は悔しい結果となった
ジャクソンのピッチングが試合の分岐点
新井監督は「いいピッチャーなので、そう簡単には打たせてくれない」と言い、ジャクソンのピッチングを称賛したジャクソンは150キロ台前半の速球にスライダー、チェンジアップを織り交ぜる投球スタイルで、広島打線はなかなか捉えることができず、三回まで無安打に終わった
四回には秋山がチーム初安打を記録するものの、後続が打ち取られ、六回までわずか2安打と打線が抑えられる展開が続いた
七回の絶好機、しかし
七回に先頭のファビアンが左越えに二塁打を放ち、末包が四球を選択これにより、無死満塁の絶好のチャンスが訪れたが、坂倉の打球は相手投手の伊勢に二ゴロ併殺を奪われ、1点を返すに留まった
さらに、二死三塁の場面でドラフト1位の佐々木（青学大）が空振り三振に倒れ、試合の流れは広島に向かうことはなかった
若手選手への期待と成長
佐々木は「変なことを考えすぎている」と自己分析し、次の試合に向けて「平常心で打席に入れるか」がカギだと語ったが、新井監督は「内容はいいと思います」と評価し、成長を見守る姿勢を示したモンテロの併殺打についても「紙一重だと思う」と前向きな見解を述べ、若手選手の経験が次の試合に活かされることに期待を寄せた
次の一戦に向けた意気込み
一勝一分けを挟んで6連勝中だったマツダスタジアムでの進撃は一時的に小休止となったが、選手たちはこの敗戦をプラスの兆しと捉え、次なる戦いに挑む意気込みを見せている今回の試合は、広島が接戦の末に敗れ、3位に転落したことが印象的です。特に、若手選手に対する新井監督の信頼が感じられ、今後の成長に期待したいところです。今季初めて対戦するジャクソンのピッチングに苦しむ中で、選手たちは少しずつ経験を積んでいるようで、次の試合での奮起を期待したいです。
ネットの反応
広島カープが連勝を6でストップし3位に転落したことについて、様々な意見がファンから寄せられました
新井監督の信頼は変わらないとの声が多く、若手選手、特に佐々木選手への期待が高まっています
佐々木選手は一軍の厳しさを経験しながらも、大打者になれる素質があると評価されており、ファンは彼の成長を見守る姿勢を見せています
また、チーム全体の戦力についても意見が交わされ、信頼と成績が必ずしも一致しないという指摘が目立ちました
さらに、新井監督の戦略や選手起用に対して疑問を持つ声もあり、もっと勝てる野球を求める意見もあります
特に、ヒットがなかなか出ない打線の状況や、チャンスでの得点力不足に対する懸念が強く、勝ちにこだわるファンの気持ちが色濃く表れています
全体としては、チームの進歩を期待しつつも、現状の改善を求める厳しい声も多い状況です
ネットコメントを一部抜粋
佐々木は使い続けるべき。さすがに一軍は甘くないが、凡退の内容でも決して悪くない。
新井の信頼とチームの成績は一致しないのよね。
信頼はいいから、プロなんだから勝てる野球しろ！
今年は新しいチームの土台作りと思って見てます。
絶対に対策を考えてないでしょ。本当に勢いだけでやってる感じ。
キーワード解説
- 無死満塁とは？：一塁、二塁、三塁に走者がいる状況で、アウトがない状態を指します。この状況は得点のチャンスです。
- 併殺とは？：二人の走者を同時にアウトにするプレイのことです。守備側にとって非常に有利な状況を生むことがあります。
- 速球とは？：投手が投げる球種の一つで、速さが特徴です。通常、150キロ以上の球速で投げられる球を指します。
