この試合で荘司は日本ハムを相手に今季3度目の先発登板を果たし、6回81球で5安打1失点という素晴らしい成績を残した
彼は試合後、「今日のピッチングはすごく自分の中で自信になったというか、すごい手応えある登板だったので、これを継続してやっていきたいと思います」とコメントし、意気込みを語った
荘司の前回の白星は、昨年4月29日のロッテ戦以来、なんと390日ぶり
他チームとの対戦に比べ、ピッチングスタイルが問われる今シーズン、特にヤクルトや日本ハムといった強敵相手の試合での集中力が試されている
今年の彼は不調からの回復を見せている
試合の初回には、1死満塁のピンチを迎えたが、5番の水野選手を146キロのスプリットで三振に斬り、続く清宮幸選手も155キロの直球で打ち取ってピンチを脱出
4回には内野ゴロで1点を失ったものの、持ち味の粘り強さを発揮して試合を締めくくった
特にこの日は最速156キロの直球を軸にして相手打線を抑えることに成功
「今日の感じで、いくところでいけたというのはメリハリを持った投球ができたと思う」と語り、自己評価も高かった
また、浅村栄斗内野手(34)の通算2000安打達成に花を添えるためにも、勝ちたい気持ちが強かったと明かす
「絶対に負けられないという思いはあったが、それ以上に自分がしっかりと投げることを心掛けた」と語った
荘司投手の復活は、楽天にとって非常に大きな希望の光です。長い不調から抜け出し、しっかりとしたパフォーマンスを示したことで、ファンやチームメイトも喜んでいることでしょう。彼自身も自信を持ってプレーできるようになったと話しており、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説
- スプリットとは? スプリット(分裂)とは、ピッチャーが投げる球の一種で、普通の直球よりも落ちる球です。打者に対して変化を与え、打ち取るのに効果的な球です。
- 過去最速156キロとは? 156キロとは、荘司投手が投げたボールの最高速度を示しており、プロ野球選手の中でも特に速い部類に入ります。速球は打とうとするとタイミングが取りづらく、打者にとって大きな圧力になります。

