中日投手マルテ、9回に崩れシーズン3敗目を喫す
◇２５日 中日１―５阪神（バンテリン）中日ドラゴンズのジュニオル・マルテ投手が、25日の阪神タイガースとの試合で1―1の同点状況で9回に登板したが、期待に応えることができず、試合は中日が1－5で敗北する結果となったマルテは一死も奪えずに降板し、自身は今季3敗目を喫することになった
マルテはこれまで1勝1セーブ、11ホールドを記録し、勝ちパターンにおいて貢献していた右腕である
しかし、この試合ではフィールディング、すなわち守備能力に自信を持っていた彼が、2つの悪送球によって試合の流れを変える失態を犯した
降板後、彼は「フィールディングには自信があったのですが、今日は何が起きたのか理解できません」と落ち込んだ様子でコメントした
試合は、マルテが先頭の熊谷選手に左前打を許し、次の打者の木浪選手の一塁線へのバントを悪送球
これにより無死二、三塁の絶体絶命のピンチが訪れる
続いて坂本選手に2点を奪われ、さらには代打の島田選手のバントもまた一塁に悪送球し、ついに井上監督は交代を決断した
井上監督はこの日を振り返り、「ミスをした方が負けるという試合の典型的な例
想定外の事態が発生することもある
悪送球を2回やって、マルテも焦っていたのかもしれない」と話した
この日は、横浜、名古屋と移動する6連戦の最終日であった
前日までに投げた松山、清水、橋本の3人が2連投をしていたため、3連投を避ける意図から松山をベンチ外とし、清水と橋本もこの日の出場はなかった
代わりに、2軍から松木平が今季初めて1軍に昇格し、救援待機をしていた
中日ドラゴンズのジュニオル・マルテ投手が9回に登板し、2つの悪送球によって試合を崩してしまった。フィールディングに自信を持っていた彼にとって、今回の失態はショックだったろう。井上監督もその状況を振り返り、ミスによる敗北の難しさを語った。
ネットの反応
中日のマルテ選手が試合で見せた2度の悪送球が、ファンからの注目を集めています
コメントでは、彼のフィールディングやプレーの安定感に対する厳しい意見が目立ちました
「フィールディングに自信はあるが、どう見ても上手くは見えない」といった声もあり、多くのファンが彼のパフォーマンスに失望している様子が伺えます
さらに、「マルテで三敗目」「大事なところでは使えないことが分かった」との意見もあり、今後の起用についての疑問が呈されました
一方で、打線の責任を指摘するコメントもあり、「チャンスをものに出来なかった打線の責任は大きい」との意見も見受けられます
選手の稼ぎたい気持ちに対する配慮も感じられ、「2連投でベンチ外は仕方ない」という意見もありました
全体的には、球団が外人選手をうまく活用できていないのではないかという見方や、今後のチームの構造的問題も指摘されています
マルテ選手についてはファームでの調整を求める声や、抹消の必要性についても意見が分かれている状況です
ファンの間では、彼の今後のプレーに期待する声もある一方で、厳しい視線が向けられていることが印象的です
ネットコメントを一部抜粋
リリーフ投手なのに3敗目。
きょうはどうしたんだろう。
流石に一度下に落として貰いたい。
あの調子ならまだ根尾投げさせていた方がまし。
選手は稼ぎたいのだから皆同じ基準で休み与えなくてもいいと思うが。
キーワード解説
- フィールディングとは？：フィールディングは野球における守備の技術で、ボールを処理し、アウトを取るための能力を指します。守備がうまい選手はこのフィールディングが高く評価されます。
- ホールドとは？：ホールドは、試合をリードしている状況で登板し、次の投手に無得点でつなぐ役割を果たした救援投手に与えられる記録です。
