試合は1点を追う中日が8回1死一塁の場面で、川越誠司外野手(31)がヤクルトの矢崎投手が投じた初球フォークを捉え、右翼ポール際へ飛ばした
しかし、球審からファウル判定をされ、リクエストを行ったが、結果は変わらなかった
井上監督は、試合後のインタビューで「一番そのポールから真正面の方で見ていたので、間違いなく(右翼ポールを)巻いていると思っていた」と語り、リクエスト判定に失望した
さらに、審判からの説明不足に不満を表し、「リクエストに関してのジャッジに抗議することは許されていないが、それでも私は意見を述べた」と話した
また、井上監督は審判団と選手の負担軽減のために、メジャーリーグのようにビデオ判定専門のスタッフを設けることを提案した
「ホームラン判定を確認するために専用のジャッジマンがいるというアメリカの事例を参考にすることも重要ではないか」と述べ、球団が今後、NPBに対して意見書を提出する計画であることを明らかにした
試合の責任を負った敷田審判は、「ホームランの映像がありませんでした」という理由で判定が変わらなかったと説明
川越選手も「自分ではポールを巻いたと思ったので、ショックです
特に自分のミスで1点入ったので、どうにかしたかった」と悔しさを隠せなかった
今回の試合では、中日が大きなチャンスを逃す形となり、その影響を受けて井上監督は判定に強い不満を示しました。リクエスト制度の是非やビデオ判定専門の人員の必要性についても議論が巻き起こり、今後のプロ野球における判定の透明性向上に向けた動きが期待されます。
ネットの反応
中日ドラゴンズの井上監督が最近の試合でのファウル判定に対して強い不満を表明しました
この判定は、試合の重要な局面で行われたもので、リプレイ映像では明らかにホームランだったとされているにもかかわらず、審判団はファウルと判定
その結果、試合の流れが大きく変わり、中日が敗れる結果となってしまいました
井上監督がこの判定についてリクエストをしたものの、判定は変わらず多くの意見が寄せられています
ファンの中には、今回の判定が誤審であるとの見解が強く、審判団への抗議の声が高まっています
一部のコメントでは、審判が退場になることがあっても選手や監督が退場させられる場合には、審判も退場に相当するような酷い判断があったため、見直しが必要だとの意見がありました
また、誤審が多発する中で、MLBのように第三者を使ってリプレイを確認すべきとの提案がなされています
これに対し、"審判が確認している限り、間違いは今後も起こる"との懸念もありました
さらに、あるコメントでは「課題が多く、今後も同様な誤りが続く」といった意見もあり、ファンは中日がこのような不当な判定によって勝利の可能性を潰されたことに対して強い怒りを覚えている様子が伺えます
試合観戦中のファンたちも、リプレイでの映像確認に納得していない様子が伝えられ、審判の判断に対して疑問を呈する声が集まっています
全体として、今回の問題は中日ドラゴンズファンを中心に大きな盛り上がりを見せ、今後の試合運営や審判のあり方に影響を及ぼす可能性があります
ネットコメントを一部抜粋
でも井上より近いところで見て、尚且つ精巧なリプレイ映像で確認した審判方がファールと仰ってるんやからファールなんやろ。
映像がない?どういう意味?球場に流れてたのは何の映像?
責任審判は退場もの。選手、監督、コーチが退場させられるなら審判も退場すべき。
現地でしたが間違い無くホームランでした。
じゃあ退場まで粘れや、中途半端なパフォーマンスだったぞ。
キーワード解説
- リクエストとは?試合中に判定に疑問を持つ場合に、監督や選手が審判に対して判定の見直しを求めることを指します。
- ファウルとは?野球において、打ったボールが打者またはホームベースの側にいかないことを指し、ファウルボールと判定されると打者の打席は続きます。
- スポーツマンシップとは?競技において、正々堂々とした行動や礼儀を守ることを指し、競技者としての品格を大切にする考え方です。

