中日スポーツ評論家の川又米利さんが「勝負のアヤ」として注目したのは、試合の4回に起きた攻防である
4回の攻防が試合の分岐点
この回、1死から中日の選手が四球と死球で出塁し、チャンスを作る続く木下が右前打を放ち、ボスラーが本塁を目指そうとしたが、三塁でストップ
満塁の好機で金丸が三振、岡林も遊ゴロで無得点に終わったが、その後の裏のヤクルトの攻撃で状況が一変する
ヤクルト、内山のヒットから先制点
ヤクルトは2死無走者からオスナが左前打を放ち、内山の4球目に相手バッテリーの隙を突いて二盗続く内山の左前打によって、オスナが生還し先制点を挙げた
このプレーについて川又さんは、「次の打者が投手の金丸であったことを考慮すれば、ボスラーには本塁へ突く準備が欠かせなかった」と分析した
川又さんはさらに、オスナの盗塁が完全に相手の隙を突いたものであり、続く内山のヒットも本塁を目指そうとする意識から生まれたと述べ、4回表での中日の無得点がいかに試合に影響したかを振り返った
つまり、チャンスの後のピンチ、そしてその結果生まれた1点が試合の流れを引き寄せてしまったのである
この試合では、中日のルーキー金丸選手が素晴らしい投球を見せましたが、打線の援護が全くありませんでした。また、ヤクルトのオスナ選手の盗塁や内山選手の打撃は、試合を決定づける大きな要因となりました。中日の今後の改善点が浮き彫りになった試合でもありました。
ネットの反応
中日ドラゴンズの試合に関連したコメントが多く寄せられていますが、特にサードコーチの采配に対する意見が目立っています
コメントの中には、「三塁に止まるケースが多い」といった指摘があり、外野へのヒットで二塁ランナーが三塁でストップする場面が見られるといった内容がありました
これに対して「打順を考えれば回すべきだったのでは」という声もあり、選手個々の走力やそれに基づく判断が重要視されています
加えて、コメントでは、現在のチームの走塁に関する意識が低いのではないかという意見も見受けられました
「点が取れないなら走塁や小技を駆使してでも得点を」といった提案もあり、選手やコーチ陣の意識改革が求められているという雰囲気が伝わってきます
また、「歴代の選手やコーチの影響があるのではないか」との指摘もあり、変わらぬ戦術が影響を及ぼしているとの意見があります
ファンたちは、「サードコーチを変えてほしい」「走塁を軽視している」といった不満を述べる一方、選手自身にも責任があるとの意見も散見されます
このように、コーチング staffや選手たちのパフォーマンスがチームの成績に直接影響を与えるとの考えが広がっているようです
ネットコメントを一部抜粋
中日は確かにランナーが2塁にいる状態で外野の前のヒットを打ったら、ランナーは3塁ストップの場面が目立つ。
サードコーチを代えない限り、ドラゴンズの得点は増えませんて。
昨日に限った話ではなく、貴重なワンヒットにも関わらず3塁ストップばかり。
ランナーコーチなんとかなりませんか？選手のせいだけで負けてるわけじゃない。
中ドラのサードコーチはツーアウト2塁で外野へのヒットでも必ず毎回3塁に止めます。
キーワード解説
- ルーキーとは？プロで初めて試合に出る選手のことを指します。若手選手が多く経験不足であるため、注目されることが多いのです。
- 援護とは？投手が試合で相手チームに失点を防ぐために、打撃陣が得点を重ねることを言います。援護がないと、良い投球をしても勝てないことがあります。
- 四球とは？ピッチャーが投げたボールがストライクゾーンを外れて、バッターが得点するために1塁に無料で出塁することです。
- 満塁とは？塁上に出た選手がすべての塁を埋めている状態のことで、得点の期待が非常に高まる状況です。
- 三振とは？バッターが3回ストライクを取られることを言い、アウトになります。ボールの見極めが大切です。
