広島・末包昇大選手、柔軟な心構えで打撃成績向上

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広島東洋カープの末包昇大選手(29)が、今シーズンのプロ野球で目覚ましい成績を挙げている

現在、打率は.267でチームトップの6本塁打、そして31打点を記録しており、その背後には自己改善に向けた新たな心構えがあった

心構えの変化

末包選手は「自分の中である程度、決めを持って打席に入っている

ダメならダメと割り切って、振りにいかないところは振らない」と語る

これは、投手の投球に合わせるのではなく、自身の打撃スタイルを貫く姿勢を意味している

昨シーズンは特に、右投手の外に逃げる曲がり球や、左投手の落ちる変化球に手を出し、多くの打席でバットが空を切る事例が多かった

技術面での取り組み

今年の取り組みでは、内角攻めへの対応力を高めるため、自主トレーニングで2段グリップのトレーニングバットを導入した

このトレーニングによって「体の近くから縦振りで振れるように」改善を図り、過去の反省を生かしている

四球と三振の改善

その結果、四球数が昨シーズンの79試合で「12」であったのに対し、今シーズンは42試合終了時点で「19」と上回っている

また、三振数も減少傾向にあり、182打席で「36」と、昨シーズンの同時期と比べて少なくなっている

コーチの評価

朝山打撃コーチは「昨年とは別人のよう」と評価し、ストライクゾーンを広げすぎる傾向を指摘した

それにもかかわらず、「低めの誘い球への割り切り」ができるようになったことが、彼の成長を示している

今後の目標
今季から4番を任されている末包選手は「今年は打点にこだわっているので、しっかり重ねていきたい」と意欲を見せている

現状に満足せず、さらなる活躍を期す姿勢が伺える

末包選手の成長は、柔軟な心構えと技術的な改善によるもので、特に昨シーズンの経験を踏まえた努力が評価されています。現在の成績は彼の自信にもつながるでしょう。さらなる成長が期待されており、今後の試合でどのように活躍するか見守りたいと思います。
ネットの反応

広島カープの末包昇大選手に関するコメントの内容は、彼の最近の打撃スタイルと成績についての意見が多いです

多くのコメントでは、末包選手の打率が低下していることへの懸念が示されています

しかし、選球眼が向上しているという評価もあり、出塁率は維持されているとの意見も見られます

そのため、今後の成績向上への期待が高まっているのです

コメントの中には、四番打者としての役割を果たす重要性が強調され、彼が打撃において決め球をどう捉えていくかが今後のポイントになるという指摘もあります

また、ボール球を振らないスタイルが相手に見抜かれつつある中で、どのように対応するかが一流選手となるための鍵だとされているのです

さらに、技術面や試合での戦略についての意見も存在し、彼の成長を期待する声が多く寄せられています

これらのコメントは、末包選手の今後の成長や活躍に対する熱い思いを感じさせる内容となっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 昨日の見逃し三振が良い例だね
  • 確かに四球は選べているので出塁率は高いですよね。
  • 打率が下降線気味なのは、外の落ちる球を全部振ってるところじゃない?
  • 今年の末包はボール球を振ってこないとなると、相手も攻め方が変わってくるはず
  • 打率は低下しているけど、今年は選球眼がよくなって出塁率は落ちてない。
キーワード解説

  • バットとは?バットは、野球においてボールを打つための道具で、一般的には木製や金属製のものが使用されます。
  • 打点とは?打点は、選手が得点をもたらした数を示す指標で、チームに貢献するための重要な成績です。
  • 四球とは?四球は、投手がボールを4球連続で投げ、バッターが無条件で一塁に進むことを指し、出塁率を引き上げる要因となります。
  • 三振とは?三振は、打者がボールを3回空振りしてアウトになることを指し、打撃の精度を示す重要な指標の一つです。
  • ストライクゾーンとは?ストライクゾーンは、ピッチャーが投球する際の打者の体の前で、ストライクと認められる領域を指します。

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