背番号は40に決まり、6月1日にほっともっと神戸で入団会見を行う予定だ
岩崎投手は、2007年の高校生ドラフトで1巡目指名を受けソフトバンクに入団
その後、2017年には72試合に登板し、46ホールドポイントを記録して最優秀中継ぎ賞を獲得した
この「ホールドポイント」とは、投手が試合の中でリードを保ちながら登板した際に付与されるポイントのことで、リリーフ投手の貢献度を示す指標の一つだ
彼は2022年にFA(フリーエージェント)移籍による人的補償として中日に加入したが、同年にトミー・ジョン手術を受け、2023年6月に復帰
その後、今シーズンは4試合に登板し、防御率2.08を記録している
オリックスの球団としての状況は、リーグ2位に位置するものの、救援防御率が4.54でリーグワーストという厳しい現実に直面していた
特に、宇田川投手、小木田投手、吉田投手の3名がトミー・ジョン手術を受けており、リリーフ陣の補強が急務だった
そのため、実績と経験が豊富な17年目の右腕である岩崎投手に白羽の矢が立った
中日チーム側は、守護神マルティネスが巨人に移籍した後でも、新ストッパーの松山投手の好調ぶりや、清水、勝野、マルテ、藤嶋、橋本、梅野といった中継ぎ陣の安定感を持っており、救援陣に余裕がある状況での金銭トレードとなった
また、打撃陣の低調が続いていることから、野手の補強を考慮し、支配下選手枠を1名減の67人にできるメリットもあったと考えられている
岩崎投手は、中日球団を通じて「ドラゴンズでは来て早々に(右肘の)けがをしてしまい、約2年半チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです
新天地での活躍が恩返しになると思いますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしている
今回の岩崎翔投手の獲得は、オリックスにとって非常に重要な補強となるだろう。特にリリーフ陣が厳しい状況にある中、経験豊富な投手の加入が求められていた。新しい環境で彼がどれだけの活躍を見せるのか、今後に期待が寄せられる。
ネットの反応
オリックスが中日から岩崎翔選手を金銭トレードで獲得したことについて、さまざまなコメントが寄せられました
多くのコメントでは、オリックスが支配下枠を整理したい狙いや、特にリリーフ陣の強化を目的とした取引だと見なされています
中日側は打撃陣に怪我人が多く、特に若手選手が長期離脱している影響で、打撃力の回復が急務とされています
そのため、空き枠を利用して他球団からの補強を考えているのではないかとも言われています
ネットコメントを一部抜粋
支配下枠も空けたいんだろ。福元を支配下にして、交流戦DHに使用したらいいと思う。
岩嵜選手の活躍の場を願っての温情トレードなのかもしれない。
中日ってもはやピッチャーもかなり悪いのにリリーフだけは盤石なのかな。
オリックスでもう一花咲かせて欲しい!
金銭2800万でトレードだったんだろうか?
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?
- ホールドポイントとは?
- FA(フリーエージェント)とは?

