阪神・村上頌樹、広島戦で今季7勝目を挙げる

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阪神タイガースの村上頌樹投手(26)が、5月30日に行われた広島東洋カープ戦で先発し、7回113球を投げて3安打1失点の好投を見せた

この結果、村上は今季7勝目(1敗)を挙げ、ハーラートップに立った

村上投手は試合後、「去年と同じ7勝目になったので、ここからどんどん伸ばしていきたいですし、勝てているのは野手の皆さんが打ってくれているおかげです」とコメント

投打の連携が必要なプロ野球において、チームとしての協力の重要性を強調した

試合序盤、村上投手は初回に昨年の対戦で先頭打者本塁打を浴びた秋山選手に対し、三者凡退に仕留めるなど上々の立ち上がりを見せた

「初回から点を取られるのと、取られないのでは違うと思ったので、しっかり抑えられたのがよかったです」と村上投手は振り返る

しかし、2回の一死後、5番・坂倉選手に高めの直球を運ばれ一死二塁のピンチを迎える

続く6番・モンテロ選手には初球の119キロのスライダーを打たれ、中堅への適時二塁打を許し1点を失った

それでも、村上投手は3回以降、緩急を生かした投球で広島打線をわずか1安打に抑える

打線が5回に一挙3点を奪い逆転に成功したことで、村上投手も安心感を持って投球に臨んだ

「取られた点は返ってこないんで

ゼロを貫いていけば、追いついてくれたり逆転すると思って投げていました」と笑顔で語った

試合を見守った藤川球児監督(44)は、村上投手の投球を「非常に丁寧に、大胆にピッチングする投手

安心して金曜日を任せられるのは、チームにとって大きいです」と高く評価している

試合は阪神が5-2で快勝し、チームは巨人との差を1ゲームに保ちながら首位をキープした

阪神タイガースの村上投手が広島戦で見せたピッチングは非常に印象的でした。特に1回表の三者凡退は、投手にとって心理的に大きなアドバンテージとなり、試合の流れを引き寄せる重要な要素でした。また、打線との連携も見事で、チーム全体での努力が勝利に繋がったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • ハーラートップとは?:プロ野球において、投手の中で最も多くの勝ち星を挙げた者を指します。これにより、その投手がリーグで如何に優秀であるかを示す指標となります。
  • 緩急を生かすとは?:投手が異なる速度や種類の球を投げることで打者のタイミングを外し、効果的な投球を行う技術です。
  • 投打の連携とは?:投手と打者の協力によって試合を有利に進めることを指します。投手がしっかりと抑え、打者が得点を重ねることで試合に勝つために重要です。

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