ヤクルト、終盤の失点で4連敗 - 5月の戦績厳しい状況に
◇プロ野球セ・リーグ DeNA5-2ヤクルト(5月31日、横浜スタジアム)ヤクルトは5月末試合でDeNAに敗れ、これで連敗は4に達しました
月間成績は5勝18敗1分という厳しい状況です
3回目の登板となった小澤怜史投手(3番手)が、8回に2本の本塁打を浴びる形で勝ち越し点を献上しました
試合は2-2の均衡が続いていましたが、佐野恵太選手による勝ち越しソロホームランが流れを変えました
続いて、4番打者の牧秀悟選手にも本塁打を浴びてしまった小澤投手は、この回に3失点してしまい、チームは再び負の連鎖に陥りました
ヤクルトは開幕から故障者が続出し、その影響が色濃く表れています
特に5月は一度も連勝することができず、チーム全体の士気も低下しています
現在借金は16に達し、リーグ最下位という危機的な状況です
昨季、パ・リーグの最下位に沈んだ西武も同様に厳しい状況で、交流戦前に借金15を抱えていたものの、今やそれを超える状況にあります
さらに、ヤクルトの防御率は現在3.68と低迷し、攻撃力も不足がちで、11試合連続で2得点以下に抑えられているなど、投打ともに苦しい状態です
チームは次回の試合、6月1日には育成3位のルーキー下川隼佑投手に先発の任を託する予定で、今後の反撃のためのきっかけをつかむことができるのか注目されます
今回の試合でヤクルトは必勝の思いを抱いて臨みましたが、終盤に失点を重ねる結果となってしまいました。チームが直面している困難は多く、特に投手陣の不安定さが際立っています。ルーキー投手に期待が寄せられるも、果たしてそれが逆境を乗り越える鍵となるのか、次戦が待たれます。
ネットの反応
ヤクルトは2023年5月に5勝18敗という惨憺たる成績を記録し、連勝すらない状況にファンや評論家から強い批判が寄せられています
コメントでは、選手の怪我が続出していることや、フロントの怠慢に対する不満が多く見受けられました
また、監督の采配に対する信頼のなさや、チームの崩壊状況に関する指摘も多く、特に監督が他人事のような態度を取ることに対する批判が数多く寄せられています
中には、今季は既に終了していると感じるファンもおり、来年に向けた若手選手の育成が求められているといった意見もあります
さらに、過去の栄光にしがみつく姿勢がチームの未来に暗い影を落としているとの指摘も目立ち、とはいえ、若手を使う未来志向の戦いを求める声が多かったです
特に、今年のファンは成績の振れ幅を強調しつつ、過去の優勝チームのメンバーにいつまでも期待を寄せ続ける監督や首脳陣に対する苛立ちを表現しています
多くのファンは、監督やGMの責任追及がなされない限り、状況は変わらないとの見方をしています
全体的に、ヤクルトへの信頼が薄れていく中で、来季に期待を寄せていますが、現在の状況からは楽観的な見方が難しいと感じているようです
ネットコメントを一部抜粋
ケガ人多すぎ。昨年の捕手不足といいフロントは緩慢。
監督の采配も信用しないし、夢も希望も見いだせません。
今季はすでに終了しております…
開幕して2ヶ月で消化試合を迎えた今,優勝争いもCS争いも可能性0です。
今井、隅田など軸になる投手がいましたがヤクルトは10勝投手がいません。
キーワード解説
- リリーフとは? 投手の役割で、試合終盤に出てくる投手のことで、主に抑えることが求められます。
- ソロホームランとは? 一人の選手が塁を回ってホームに帰る、いわゆる一発のことで、同点や勝ち越しを狙う重要な得点方法です。
- 防御率とは? 投手がどれだけの失点をするかを示す指標で、数字が小さいほど良い投手とされます。

