ヤクルトの連敗止まらず、打撃不振が深刻化
◇1日 DeNA3―2ヤクルト（横浜）東京ヤクルトスワローズは、この日もDeNAベイスターズに逆転負けを喫し、今季最長となる5連敗を記録したこれにより、チームは借金が17となり、シーズンのワースト記録を更新した
打線の調子は深刻で、1962年の国鉄や1993年の巨人が記録したプロ野球ワーストと並ぶ12試合連続で2得点以下という状況になっている
この極度の貧打こそが、チームが暗いトンネルから抜け出せない大きな要因である
試合の序盤、ヤクルトは1回に北村拓己内野手がプロ初の先頭打者本塁打を放ち先制
この試合で彼の活躍は光ったが、チーム全体としては打撃力の低下が問題だった
5回には代打で出場した山田哲人内野手が適時内野安打を記録し同点に追いついたものの、6回と7回は三者凡退に終わり、得点圏に走者を進めた際も得点に結びつけることができなかった
さらに、主力選手の村上、塩見、長岡といった名前が負傷により離脱中で、戦力の不足がチームに影響を与えている
5月は連勝がなく、勝ち星は5勝18敗1分けに留まり、6月の開幕も黒星スタートとなった
高津臣吾監督は、「得点圏に進んでも打てない現状が続いている
今いるメンバーは全力でやっているので、今の戦力で戦うしかない」と気丈にコメントした
あす3日からは、西武との交流戦が待っている
パ・リーグの強豪相手に屈辱の記録更新を避け、借金を少しでも返済できるかが注目される
ヤクルトの現状は厳しいものとなっています。特に打撃力が低下しているため、勝利を重ねることが難しく、多くの主力選手の負傷も痛手です。さらなる厳しい戦闘が続く中で、どうにかして打線を回復させ、成績を向上させる必要があります。
ネットの反応
ヤクルトが現在、プロ野球ワーストタイの12試合連続で2得点以下という苦しい状況に直面しています
この状態に対するファンの声は厳しく、特に高津監督の続投や選手起用についての不満が多く見られました
一部のコメントでは、監督が采配でベンチを温めている選手を使うべきとの意見が示され、「策がないなら辞めて欲しい」とする声もあります
このように、ファンは監督に対して期待を寄せつつも、その期待に応える采配を求めている状況です
また、選手たちの育成状況についても多くの意見が寄せられ、特に現在2軍で最下位争いをしている現状が問題視されています
ファームから1軍に昇格したいと願う選手が少ない背景には、チーム環境への不満があるとの指摘もあり、ファンは育成方針にも疑問を持っています
しかし、ルーキーの北村拓己選手に対する期待感も見られ、「今後の成長に期待したい」との意見も寄せられています
このように、急激な成績悪化の中でも北村選手の活躍には希望を見出しているファンの姿がある一方、チームの根本的な問題を考え直す必要性も感じられるコメントが多く見受けられます
全体として、ヤクルトのファンは厳しい現状を受け入れつつも、次に繋がる兆しを求めているといえるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
高津は即勇退しろ
あそこで田口だけはないだろう
ルーキー下川は良く頑張った。
今年は育成。
借金30になっても高津は休養しないだろうな
キーワード解説
- 逆転負けとは？チームが試合中に先に得点をしていたが、後半で相手に逆転されて負けることを指します。
- 貧打とは？打線が非常に低い得点をあげることを指し、特に選手の打撃が不調であることを示す表現です。
- 得点圏とは？得点が期待できる位置、つまり走者が得点できる範囲にいることを意味します。
- 交流戦とは？日本のプロ野球で、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦のことです。
