ロッテ・坂本光士郎、今季初昇格で安定した投球を見せる

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ロッテ・坂本光士郎、今季初昇格で安定した投球を見せる

ロッテの若手投手、坂本光士郎が、今季初登板から3試合連続して無失点の好成績を収めている

坂本は開幕をファームで迎えたが、5月22日に一軍昇格すると、早速その実力を証明した

坂本は「一軍にいつ呼ばれてもいいように、しっかり一軍で通用する球を投げることを意識してやってきた」と語っている

2023年シーズン、坂本は51試合に登板し、16ホールドを記録したが、昨シーズンの防御率は5.73と悔しい結果に終わった

今年の秋季練習では「柔らかい筋肉を目指す」と話し、1シーズン戦える体作りを目指してウエイトトレーニングを続けている

石垣島での春季キャンプでは、瞬発系の筋力トレーニングへの取り組みも強調

さらに、強い球や多彩な変化球への意識も高めており、「スライダーだけでは厳しい」との自覚を持って、スプリットやシュートなどの投球練習に励んでいる

特に、左バッターを抑えることがアピールポイントとし、ストレートの強化に努める坂本

「左バッターに対して強い球を投げることが重要」と話す

練習試合やオープン戦では不安定な投球が目立ったものの、ファームでは素晴らしいパフォーマンスを見せている

5月23日の西武戦では、初登板にして全7球をストレートでパーフェクトに抑え、「毎年初登板は緊張するが、良い球が投げられ自信がついた」と振り返った

今後、坂本の役割は回途中での登板も求められるとしながら「結果を出せば、左バッターの場面で呼ばれることも増える」と意気込みを見せた

スタートは出遅れたものの、これからのシーズンでの存在感を示すために邁進する坂本に注目が集まっている

坂本光士郎選手の今季のスタートは遅れましたが、彼の投球には確かな成長が現れています。一軍昇格後の無失点投球は、まさに彼の努力の賜物です。チームにとって重要な左腕としての期待も高まる中、今後のさらなる成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ホールドとは?:投手が試合の勝利を保つための状況で登板し、登板中に同点またはリードを守った場合に記録される成績。
  • スプリットとは?:速球の一種で、ボールが投げられた直後に急激に沈む変化球。打者にとっては打ちにくい球種とされ、特に三振を奪う効果が期待される。
  • ウエイトトレーニングとは?:筋力を鍛えるためのトレーニング方法で、バーベルやダンベルを使用して体重を負荷として用いる。選手は筋肉を強くし、身体能力を向上させるために行う。

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