ヤクルト、苦しい展開続く 5連敗で得点力も深刻な状況に

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(セ・リーグ、DeNA3-2ヤクルト、10回戦、DeNA8勝2敗、2025年6月1日、横浜)悪化する状況が続く東京ヤクルトスワローズ

最下位に沈むチームは、連敗が止まる気配を見せず、今回の試合でもDeNAに惜敗したことにより、5連敗を喫してしまった

これで今季の借金は最悪の17に達し、記録的な得点力不足が深刻な問題となっている

特筆すべきは、5月18日から続く12試合連続での2得点以下という記録

この状況は、1962年の国鉄や1993年の巨人が持つプロ野球史上最悪の連続得点記録に並ぶもので、球団としては63年ぶりの屈辱となった

ヤクルトの高津臣吾監督(56)は「得点圏に行ってから打つか打たないかという状況で、要は打っていないということ」と現状を冷静に受け止めた

チームは村上、塩見、長岡といったキープレイヤーの欠場が響き、山田やサンタナも万全の体調ではない

得点力を向上させるためには、ウイニングランに近づくための適切な打順の選択や得点圏に選手を多く置き、得点の確率を上げる工夫が必要だ

試合でも、三回、五回、八回、九回と4度も得点圏に走者を置いたが、得点は五回の山田の三塁適時内野安打による1点のみである

そんな苦境の中、若手選手の北村拓が初回に先頭打者本塁打を放つ奮闘を見せた

監督は「確かに苦しいが、このメンバーでやるしかない

今は全力を尽くしている」と、チームの努力を強調

まさに我慢の時期が続いているが、チームが再び勝利の流れを引き寄せることができるのか注目される

ヤクルトの現在の状況は、選手たちの不調や主力選手の離脱によって非常に厳しいものとなっています。特に得点力の低下は顕著で、かつての名門チームとしての面影を失いつつあるように思えます。苦境を乗り越えるためには、まずチーム内での役割分担や戦略を見直す必要があるでしょう。若手選手の奮闘は光明ですが、全体としてチームの士気をどう高めていくかが今後の鍵になると思います。
ネットの反応

東京ヤクルトスワローズが現在5連敗し、借金は17に達しています

さらに、チームは12試合連続で2得点以下の状態が続き、これが球団やプロ野球全体のワーストタイに並ぶ記録を達成しています

このような厳しい状況に対し、ファンからのコメントが集まりました

多くのコメントでは、現在の選手陣の力不足や怪我人の影響が指摘されていますが、それに加えて首脳陣の責任を問う声も目立ちます

あるファンは「このメンバーでやるしかない」とコメントしており、選手たちの頑張りを評価する一方で、首脳陣には責任があると訴えています

また、監督の高津氏に対する不満が高まる中で、監督交代を希望する意見もあります

特に、西武のように早期の監督交代でチームが好転する例を挙げ、「ヤクルトも早く決断を」といった意見が寄せられました

さらに、コメントでは選手育成やフロントの体制に疑問を呈する声も多く、今の低迷がどこから来ているのかを考えるべきだという意見が散見されました

勝ち負けの結果は重要ですが、過去の成功体験にとらわれず、現状を改善するための施策が必要であるとの潮流があります

ファンたちの熱心な思いは、ヤクルトが再建へと向かうためのエネルギーになっていると言えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 岩田、赤羽、北村、内山、澤井ーいや、二軍選手ばかり。
  • 今、高津を辞めさせても代行は嶋辺りで基本的には変わらず。
  • 自分としてはちょい昔の三振構わずバントではなくバットを振らせる思い切った野球を見たいです。
  • 今、監督を変えても変わらない気がするし、次に監督になった人も、相当なプレッシャーだ。
  • 成果の出ていない監督は5年以上やらないほうがいい。
キーワード解説

  • 得点圏とは?試合中、得点の可能性が高い状況を指し、選手が base(塁)を占めているときに、得点に至るチャンスが増える。
  • 連敗とは?試合で連続して勝てない状態を意味し、特にチームの士気や精神的な影響が大きい。
  • 打順とは?試合中に選手が打席に立つ順番のことで、戦略を考える際に非常に重要な要素。

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